宝くじ超高額当選を家族に隠したかった男性 賞金受け取りに着ぐるみ姿で参上
同じ番号で10年買い続けた男性に、降って湧いた幸運。家族に明かさないのは「将来が心配」だから?
約4億円の宝くじに当選した中国の男性は、妻や子供たちに当選したことを知られるのを防ぐため、マスコットの気ぐるみを着て賞金を受け取ったという。『UPI』『Fox Business』などの海外メディアが報じた。
■ラッキーナンバーが複数当選
「Li(リ)」という仮名を名乗るこの男性は、約10年間にわたり、同じ番号のくじを購入しているとメディアに語った。
最近では11ドル(約1,600円)で、いつもの番号が書かれた40枚のくじを購入。それぞれが76万5,000ドル(1,100万円)になったため、合計で3,060万ドル(4億4,000万円)の賞金を得たという。
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■姿を隠して賞金受け取り
ここまでなら高額な宝くじを当てた幸運な男性の物語だが、リさんがニュースになったのは、宝くじの賞金を受け取る際に、明らかに異質な格好でやって来たからだ。
リさんは広西福祉宝くじセンターで行われた記念撮影に、明るい黄色のマスコットの着ぐるみを着て現れた。そして賞金を受け取ったことは、「家族には内緒にしておきたい」と言ったという。
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■家族に話さない理由は…
リさんは、家族に当選を隠したかった理由について、メディアの取材に「当選を明かさない理由は、彼らが(賞金のせいで)他人よりも優れていると感じ、将来、勉強したり一生懸命働いたりしないのではないかと心配しているからです」と語った。
また、賞金の一部を中国の貧しいコミュニティを支援する宝くじ基金に寄付し、残りのお金を使う計画はまだ立てていないと述べた。
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■じつは賢い選択かも?
SNS上ではリさんの対応に対して、「こんなに大きな金額を隠しておける気がしない」「自分だったらすぐ仕事を辞めてる」などのコメントが寄せられている。
また、海外には宝くじで大金を当てた人の多くが自己破産しているというデータもあることから、「賢い人だね」「彼の家族にとっては良いことだと思う」といった意見も寄せられていた。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)