Gカップ武器に自ら企画営業!フリーランスタレントという生き方を選んだグラドル
「フリーランス」のタレントがいることはご存知ですか?
こんにちは、双子でタレント活動をしています、奈津子と亜希子です。
皆さん、「フリーランス」のタレントがいることはご存知ですか? 事務所の力に頼らず自ら仕事をとってこなしている方を指し、近年では、再ブレイクした岡本夏生さんがフリーランスであることが注目されました。しかし、海外に比べると、日本ではまだまだ非常に珍しい存在であるのが現状です。
今回は、そんな“フリーランスタレント”というあり方を選択し、BSフジ『馬キュン』の出演や様々なイベント、デイリースポーツ系サイトでの連載など幅広く活動しているタレントの手束真知子さんにお話をうかがいました。
■ギャラ交渉は心理戦
― フリーになった経緯を教えて下さい。
「17歳の時にグラビアでデビューして、お天気キャスター、SKE48、SDN48を経験してきました。その後、事務所に所属したいと思った時もありましたが、年齢的に厳しい部分もあって…。それなら“自由に”個人で活動してみようと思ったんです」
― 大変なことって、ぶっちゃけどんなことですか?
「ギャラの交渉を自分ですることでしょうか。メールで仕事の依頼をくださるクライアントさんで、ごく稀にギャラについて明記されていないこともあって、その場合は勇気をだして聞きます(笑)」
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■魔法の言葉は「いいですね」
― フリーとして心がけていることは?
「先輩のフリーランスの方に教えていただいたことなのですが、お仕事をいただくのが2回目以降の場合、前回より例え1円でもギャラを値上げしてもらえるよう意識して交渉します。
そうすることで自分の価値を下げず、さらにプレッシャーとモチベーションにつなげます。あとは、クライアントさんから何か提案された際は、必ず一旦『いいですね』と言います。そのほうが円滑にいくんです。細かい交渉はそれからですね」
― その他にはどんなことを心がけていますか?
「撮影したグラビアの写真チェックには必ず立ち会います。少し前に誌面でアートなヌード作品を披露したことがありましたが、その時も5回ほど写真チェックに立ち会い、細部まで自分のイメージ通りにさせていただきました」
― それは凄い! 究極の自己プロデュースですね。では、フリータレントならではのメリットってありますか?
「今日から1週間夏休みにしようと決めたら、その日から休めるというメリットはあります。また、こんな仕事がやりたい!と思ったら、繋がりがなくても仕事をしたい会社さんの扉を直接叩くことができますね。
競馬のコラムを連載したいと思ったときは、企画書をもって何社もまわりました。自分の武器であるGカップと競馬のG‐1をかけあわせて、勝負の予想が外れたら1枚ずつ洋服を脱いでいき写真掲載しますよ、と自分なりの構想をアピールしました」
― タレント兼マネージャー。二足のわらじを華麗に履きこなしてらっしゃいますね。ずばり、フリーになって良かったですか?
「はい。フリーには向き不向きがあると思っていて、独立心の強い方にはオススメのスタイルです。自分がやりたいことを楽しく実践できますし、事務所に入っていた頃やアイドル時代は他の子と自分を比べてばかりいたけれど、それもなくなりました。ライバルは自分自身。いまは、いろんな地方の企業さんと関わって仕事していきたいです!」
思い立ったら即行動、という手束さんの仕事術。お話を聞いて、そのパワフルさに刺激をいただきました。
(文/奈津子・亜希子)
(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)