【調査】マイナンバーでバレる?禁止だけど副業してる会社員の割合は?
ここ数日、メディアで盛んに取り上げられている12桁の個人情報「マイナンバー」。脱税・生活保護の不正受給が減ると言われていますが、会社員にとってはやや心配事があると言われています。それは、住民税の額により、副業をしているのがバレる可能性があるということ。
実際に会社員で副業をしている人はどの位いるのでしょうか? アンケートサイト「マインドソナー」で、男女336名を対象に調査を実施しました。
■副業をしている人の割合
多くの企業が就業規則で副業を禁止しているにも関わらず、13.1%が副業をしている結果。さらに39.2%が今後副業をしたいという結果になりました。
今後、本業にバレる可能性の高い「副業」。それにも関わらず、収入面以外で副業をするメリットはどこにあるのでしょうか?
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◆大好きなことを通じて、気の合う仲間と出会える
女性 副業:ライター
本業とは別に、ライター業務を行っています。副業を持つことで、頭が切り替わりストレス発散にもなる。また転職に向けてのスキルアップにもなります。何よりも自分に合った副業をすることで、本業以上に気の合う仲間と出会えるのが一番のメリットですね。
◆好きなことでお金がもらえる達成感がある
男性 副業:ライター
日々、本業も副業も納期に追われて大変です。ただ、本業に活かせる文章力もつきますし、好きなことをしてお金をもらう達成感があります。また、個人事業主の届出を出して、妻を従業員にすることで、就業証明書が書けるため、保育園への選択肢が増える、というメリットもありますね。
◆スケジュール調整も体力もハード。でも、貯金も出会いの幅も2倍以上!
女性 副業:舞台俳優兼ナレーター
普段は会社員で、副業で俳優とナレーターをしています。業種が全く異なるため、会社員をしているだけでは出会えない人に舞台で出会えますし、その逆もありますので、出会いの幅は2倍以上です。お給料面にかんして言えば、ギャラをそのまま貯金しています。スケジュール調整も大変だったりで追い詰められることもありますが、そこはやる気と体力で乗り切っています。
◆学生時代からの得意分野を活かしたくて
男性 副業:家庭教師
会社が休みの土曜日に中学生の生徒さんを受け持っています。学生時代に英語を専攻。留学も経験し、語学を得意としているのですが、現在の会社では英語を使う機会が全くないのです。どうしても英語を活かしたく、英語専門の家庭教師を始めました。自分の今までの蓄積が活かせますし、生徒もかわいいのでやりがいは十分です。
会社員が副業する理由としては、人との出会いが広がることや本業に繋がるスキルアップ、そして好きなことでお金が貰える達成感があることがわかりました。
(文/しらべぇ編集部・松岡佑季)
【調査概要】
方法:アンケートサイト「マインドソナー」
調査期間: – 2015/10/13– 2015/10/15
対象:全国10代~50代 男女計336人