夜はガールズバー!ナポリタンつけ蕎麦が旨いカオスな蕎麦屋
昼は「立ち喰い蕎麦屋」で夜は違う店に変身するという二毛作のお店が都内にいくつか存在する。今回はその中でも新宿三丁目にあるカオスな空間漂う二毛作の蕎麦屋を紹介しよう。
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■夜の顔が見え隠れする蕎麦屋
新宿三丁目駅近く新宿通りから路地に少し入ると「ラー油のつけ蕎麦」の文字が目立つ看板。
そしてその店舗ビルの看板を見ると・・・
「Lunch 香味つけ蕎麦」、「Night Girl’s bar」!?
この看板から夜は昼の「蕎麦屋」から全くかけ離れている「ガールズバー」になる店と分かる。
蕎麦屋の暖簾を上からかけているが夜の看板も透けて見える。そして扉を空ける。
女性店員がカウンター中にいてお酒やグラスが沢山、しかし皆、蕎麦を啜っているという不思議な空間。
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■本格派の麺で食べるナポリタンつけ蕎麦
たらこクリームやパクチー等、気になるメニューが沢山あったが最も気になったナポリタンつけ蕎麦850円を注文。
ドン!! 見た目のインパクト大!!
真っ赤なつけつゆも凄いが日本の伝統食「蕎麦」に粉チーズが降りかかっているではないか。
しかし麺はしっかりとコシがあり真っ黒な本格派の蕎麦。
トマトの酸味がシュピっと効いたナポリタンつけ汁につけて啜る。つけ汁にパンチがあるがそれにも負けず後から蕎麦の香りも主張してくる。
卓上の無料生卵を入れて
天かす、タバスコも入れて「もう私は何を食べているかわからない」状態。絶頂に達し、ただただ黒い麺を箸でつまみ赤いつゆにつけて夢中に食べ続ける。
そして残ったナポリタンつけ汁に蕎麦湯を入れた「蕎麦風味トマトスープ」を飲むとやっと落ち着いた。ふりかえると出てくる「旨かった」の言葉。完全に癖になりそう。
この記事を見て「こんなモン蕎麦じゃないだろ」と思った人、その考え方SO BAD!!
一度「七並」のあの空間にいってナポリタンつけ蕎麦を啜ってみたらあなたも虜になる事間違いなし。是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
啜るか啜らないかはあなた次第です。
(文/三拍子・高倉)