役所広司、カメラが回らないところでの評判 仲間の「苦境」に取った行動に周囲も感動…

カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した役所広司。関係者は彼の人柄を絶賛して…。

2023/06/01 12:25

役所広司

5月28日、役所広司がカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞。ベテラン俳優の快挙に日本中が湧いた。俳優として絶大な功績を残している役所。

カメラが回らないところでは、「意外な姿」を見せていて…。

【関連】玉木宏、木南晴夏と結婚から5年の夫婦仲 家族にしか見せない「意外な一面」も…



 

■日本人で2人目の受賞

役所は主演映画『PERFECT DAYS』で最優秀男優賞を受賞。同作は、ドイツの巨匠 ヴィム・ヴェンダース監督が日本の公共トイレの中に「平穏と高貴さをあわせもった、ささやかで神聖な場所」を見出したことから生まれた。

役所演じるトイレの清掃員が、毎日小さな揺らぎを得る姿を描いた物語だ。日本人がカンヌで最優秀男優賞を受賞するのは、2004年の映画『誰も知らない』で主演を務めた柳楽優弥以来、19年ぶり2人目の快挙となる。


関連記事:役所広司、カンヌから帰国後初イベント 男優賞受賞を感謝「応援届いていた」

 

■「誰に対しても礼儀正しい」

これまで多くの映画に出演し、国内外問わず様々な賞を受賞してきた役所。今回の受賞で注目を集めているが、彼はどんな人物なのだろうか。

ある制作会社関係者は、撮影現場での役所をこう絶賛する。「あれだけ実績のある人ですが、他の出演者はもちろん、若手のスタッフにも礼儀正しく、腰が低いです。また、雑誌のインタビューで一度取材を受けたライターのことはきちんと覚えています。取材を受けた記事はしっかり目を通し、次に会った時にお礼の言葉を言ってくれるそうですよ」(制作会社関係者)。

どんな立場の人にも謙虚な姿勢で接していることが窺える。


関連記事:堺雅人、3年ぶり日曜劇場復帰 7月期『VIVANT』主演も「詳細はシークレット」

 

■庶民的な食生活

変に気取らない性格は、食生活にも垣間見える。前出の製作会社関係者が続ける。

「ラーメンやピーナッツ、和菓子など、庶民的な食べ物が好きですね。特に、ラーメンは大好物で、以前袋麺のCMに出演した際は、撮影で一人で20杯以上平らげたそうです。いつも、美味しそうに食べてくれるので、食品メーカーのCMのオファーも絶えないんですよ」(前出・制作会社関係者)。

2021年に「マルちゃん正麺」のCMキャラクターを務めた際も、幸せそうにラーメンをすする姿が印象的だった。「素」で食べていた部分もあったのかもしれない。


関連記事:菅田将暉、食事制限で現場の差し入れ食べられず 「キャベツの千切り食べてた」

 

■仲間のために…

前出の制作会社関係者は、役所は仕事で関わった人を大切にすると話す。

「2019年に俳優の志賀廣太郎さん(20年に逝去)が入院した際、役所さんがお見舞いに訪れたそうです。2人は2017年に出演した日曜劇場『陸王』(TBS系)で共演しましたが、その後仕事で交流はなかったと思います。志賀さんは身体が麻痺して、声も出しにくい状態だったそうです。その話を聞いた役所さんは、志賀さんを励ますために駆けつけたんです。業界内では、感動的なエピソードとして語り継がれていますよ」(前出・制作会社関係者)。

共演から2年経っていたが、仲間が苦しい時には迷わず駆けつけられるのだろう。これからも、役所の温かい人柄はたくさんの人を励ましてくれるに違いない。

・合わせて読みたい→菅田将暉、食事制限で現場の差し入れ食べられず 「キャベツの千切り食べてた」

(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

ファミリア【Amazon】

映画カンヌ国際映画祭役所広司人柄PERFECT DAYS最優秀男優賞
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング