体験イベントから展示会まで!今すぐ試せる体感型VRあれこれ
遊園地のアトラクションやゲームなど、最近さまざまなところで耳にするVR。これは「仮想現実」のことで、コンピューターの生み出した空間をまるで現実のように体験できる技術である。
「仮想空間に入れるなんてすごい!」と思う人もいるだろうが、いったいどの程度入り込めるのか。それを体感できるイベントが各地で行なわれているので、気になる人はぜひとも抑えておきたいところ。
しらべぇ編集部では、その中でもおすすめのイベントを3つピックアップしてみた。
①『VR ZONE Project i Can 』in お台場ダイバーシティ
「さあ、取り乱せ」をテーマに、バンダイナムコが仮想現実エンターテインメントコンテンツの実験施設として『VR ZONE Project i Can』を、お台場・ダイバーシティ東京に10月末までの期間限定で開設。
5種の体感型VRアトラクションを備えており、それぞれ700〜1,000円で体験することができる。施設自体は事前予約制度を取っており(予約は無料)、短い待ち時間で楽しめるのも魅力だ。
アトラクションのひとつである地上200mでの度胸試しが体験できる「高所恐怖SHOW」を体験した人は…
「足元もグラグラ揺れて、本当に地上200mにいるような気分になった。終わった後は膝が笑ってしまった」
と、VRのリアルさに驚いていた。体感型ということで、実際に動いたり操作したりできるため、より臨場感が増すようだ。
②『GAME ON ゲームってなんでおもしろい?』
ゲームの「現在」「過去」「未来」すべてを体験できる展示イベント『GAME ON ゲームってなんでおもしろい?』。
この「未来」エリアに、今年10月に発売予定のPlayStation VRを先行体験できるブースが設置されている。この体験を実際に半年後には家でも楽しめるという事実に、驚きが隠せない人も多い。
他にも、「懐かしいあのゲーム」や「伝説のあのゲーム」を実際に見て、触ってプレイできるので、ゲームが好きな人なら一日中過ごせてしまうイベントになっている。
③『Globes in Motion フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展』
意外なところでは、東京・五反田で行なわれている『Globes in Motion フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展』もVRを使った展示を行っている。18世紀の天球儀の中に入り、360度ぐるりと星座を見ることができるのだ。
こうした体感型の展示は増えてきており、他にも『オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展』や『進撃の巨人展』でも体感型展示を行なっている。
実際に体験しないとなかなか想像ができない、VRの世界。今年は「VR元年」ともいわれており、今後もこういったイベントが増えていくだろう。
「ちょっと興味がある!」という方は、ぜひこの機会に試してみてはいかがだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)