ヤマザキナビスコのリッツ今月末で終了!新商品ルヴァンは9/1出荷

2016/08/27 17:30

数々のヒット商品を生み出したお菓子メーカー・ヤマザキナビスコの代名詞ともいえる「リッツ」「オレオ」などが2016年8月31日をもって同社からの販売を終了する

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この衝撃のニュースはしらべぇでも一報を伝え、その後、さまざまな展開を見せている。リッツの未来はどうなるのだろうか。


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■「ヤマザキナビスコ」が消える

1970年、世界屈指のビスケットメーカーであるアメリカのナビスコ社と山崎製パン、ニチメン(現双日)によって、菓子業界初の日米合同企業として設立されたヤマザキナビスコ。

8月31日にモンデリーズ・インターナショナル・インクとのライセンス契約を解除することにともない、ヤマザキナビスコからヤマザキビスケットに社名を変更

これまでスポンサーを務めてきたJリーグのリーグカップ戦の名称を「Jリーグヤマザキナビスコカップ」から「JリーグYBCルヴァンカップ」に変更、合わせてロゴも作り変えるなど影響は大きい。

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画像はヤマザキナビスコのスクリーンショット

契約解除にあわせ、同社ではリッツ、オレオ、プレミアム、チップスアホイの製造販売を終了する

しかしながら、リッツ、オレオ、プレミアムはモンデリーズ・ジャパンが引き継いで販売することが決まっており、リッツの名が失われることはない。

ただ、ヤマザキナビスコが培ってきた「味のすべて」は残念ながら同商品には引き継がれない。

モンデリーズ・ジャパンの商品は、これまでの日本での製造ではなくインドネシアや中国の工場での生産となる。これまでの同商品との微妙な変化が心配されているのだ。


Twitterでもファンの関心は高い。

https://twitter.com/ashiya_riatomo/status/768698595830706176

https://twitter.com/vipde_yaruo327/status/767603652164931584


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■正当な後継菓子「ルヴァン」

そういったなかでリッツを引き継ぐのがヤマザキビスケットから販売されるクラッカー「ルヴァン」である。

ルヴァン
ルヴァン

ヤマザキナビスコのリッツを進化させ、形状は円形から角ばったものに変更。同社は編集部の取材に対して、9月1日から出荷開始、5日ごろには店頭に並ぶと説明した。


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■CMは引き続き沢口靖子

リッツといえば立食パーティーの必需品。そのイメージを定着させたコマーシャルに1988年から出演していたのが女優・沢口靖子だ。

リッツの販売終了を受け、8月19日、インターネットテレビの「Abema TV」で、「最後のリッツパーティー」を開催

同番組内で、これまでのCMで一度もリッツパーティーという言葉を使っていない衝撃の事実が明らかに。

また新商品「ルヴァン」でも引き続きCMに出演することも発表された。この朗報にファンは歓喜! 「オン ザ リッツ」ならぬ「オン ザ ルヴァン」のかけ声とともに、日本お菓子界の新たな歴史が幕を開ける。

今までの「リッツ」、新しい土壌でつくられる「リッツ」、正当な後継菓子となる「ルヴァン」。味を食べ比べてみるのも面白いかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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