TBS『公開大捜索』で記憶喪失男性の身元が判明 関係者が思わぬ炎上も
1日放送されたTBS系列『緊急!公開大捜索 記憶喪失・失踪者SP』で、記憶を失った男性の身元が視聴者からの生電話によって判明した。
菊園夏樹(仮名)さんは、2016年3月に、愛知県春日井市で発見されたが記憶がなく、身元を証明できるものを一切持っていない状態だった。
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■中学のときの担任から生電話が
この番組は「公開捜索」の名の通り、視聴者が身元探しに協力する企画だが、男性が中学生だった頃の担任教師からの生電話によって「林田遼太郎さん」であることが判明。出身校や部活などもわかった。
ここまでは、「テレビの力」と「世間の助け合い」を感じさせるいい話だが、思わぬところで「炎上」の火の手が上がったのだ。
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■同級生がツイートしたが…
学校の同級生だったと見られる男性が、知人であることに気づく。
ところが、「彼のことが嫌いだった」とツイートしたことで、ネットユーザーの興味は思わぬ方向に。
この男性が「林田さん」に対して行なっていた過去の「攻撃ツイート」が発掘され、数多くRTされたのだ。
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■「いじめ」ではない?
このユーザーは「いじめてはなかった」と投稿したが、その「攻撃ツイート」はたとえば以下のようなもの。
「友人同士の冗談」の可能性もあるが、犯罪予告のように見えなくもないツイートまである。
なお、このユーザーは炎上したためか、すべての過去ツイートを削除し、その後「ネット民やべーな。いじめてないです」などと投稿。さらに1日深夜現在では、ツイートを非公開にしている。
メディアの力で身元が判明した人、それに関連して予期せぬトラブルに巻き込まれてしまった人。ひとつの番組が、悲喜こもごもの結果となったようだ。
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(文/しらべぇ編集部・猫山ニャン子)