もし「蚊」だったらどう死にたいか?という調査で見えた男性の即死願望の強さ

2014/09/01 18:00

ka

夏の夜にあなたを襲う不快な音と突然のかゆみ…。そう「蚊」の仕業です。前回、しらべぇ編集部では、20代から60代の男女1500名を対象に、「もしあなたが蚊だとしたら、『蚊取り線香で死ぬ』もしくは『人間に叩かれて死ぬ』、どちらを選びますか?」というアンケート調査を実施しました。改めて結果を見てみると、

・蚊取り線香で死にたい:44.2%
・人間に叩かれて死にたい:55.8%

という数字となっており、「人間に叩かれて死にたい」と答えた人が多少上回りました。前回は「蚊取り線香で死にたい」と答えた人の理由などを中心に紹介したので、今回は「人間に叩かれて死にたい」と答えた人に注目して紹介していきたいと思います。まず、アンケート結果を男女別に見てみると、以下のようになりました。

【人間に叩かれて死にたい人の割合】

・男性:61.6%
・女性:50.0%

このように、男性の方が「人間に叩かれて死にたい人の割合」が多いという結果になりました。「叩かれる=ほぼ即死」と仮定すると、もしかしたら男性の方が、死ぬならダラダラせずに一発で死にたい、つまり「即死願望が強い」ということが読み取れるのかもしれません。ではなぜ「人間に叩かれて死にたい」を選んだのか、その理由を聞いてみたので、一部を紹介したいと思います。

「蚊取り線香だと逃げ場のない部屋をさまようことになるから嫌。怖いです」(40代女性)

死に対する恐怖を味わいながら逃げ場のない部屋をウロウロするのは確かに怖そうです…。じわじわ死に近づく拷問のときのように、いっそのこと殺してくれと思うのかもしれません。そう考えると、蚊取り線香に火をつけるのは…なんだかこれからためらってしまいますね…。

「逝くなら潔く一発でやってほしい」(50代男性)

即死願望を持つ男性の意見です。もしかしたら男性の即死願望の根源には、「死ぬなら潔く」といった武士のような精神が心のどこかに残っているのかもと思いました。

「死ぬなら果敢に血を吸おうとして死にたい」(30代男性)

チャレンジした結果、死ぬなら後悔はないといった考え方でしょうか。叩かれても相手の手のひらに血の証をつけられるのならば、蚊として立派な最期といえるのかもしれません。

今回のテーマである「もしあなたが蚊だとしたら、『蚊取り線香で死ぬ』もしくは『人間に叩かれて死ぬ』、どちらを選びますか?」という2択のアンケートでも、深いところには実に様々な考え方があるとわかりました。ちなみに筆者は「蚊取り線香で死にたい派」です。蚊取り線香の横に落ちる蚊って、ちょっと夏の風物詩っぽくて絵になりそうだからです。絵になるような最期を…という自己満足ですが…。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年8月15日(金)~8月19日(火)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名

(文/しらべぇ編集部・八木彩香

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