いよいよ上陸間近!噂の『ポケモンGO』で大儲けするには?

2016/07/21 08:30

ポケモンgo 1
画像はPokemon Go公式サイトのスクリーンショット

こんにちは、スタイリストの久保田(フランソワ)です。

いよいよ日本でも配信目前となった噂のアプリ『ポケモンGO』。アメリカでは社会現象となっているようで、日本でも連日ニュースで報道されています。

「たかがスマホのゲームでしょ」と軽んじていては、大きなビジネスチャンスを逃すことになるかもしれませんよ。



 

■ビジネスに活用するってどういうこと?

ポケモンGOとは、簡単に言うと「モンスター(ポケモン)を捕まえて回る」ゲームです。面白いのはスマホ画面が現実世界とリンクしており、プレイヤーは実際に街中を歩き回らないとモンスターに出会えないというところ。

さらにキーポントとなるのが「モンスター(ポケモン)を意図的に発生させる」というアイテムが、有料で売られているということ。

たとえば、さびれた町のシャッター商店街がこのアイテムを購入すれば、近隣のポケモンGOプレイヤーを相当数呼び寄せることができるかもしれないんです。


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■とはいえ子供しか集められないんじゃ?

ゲーム大好きな子供たちはもちろんですが、真のコアターゲットは1980年代生まれのポケモン世代(27~36歳くらい)とも言われています。

彼らを引き付けることができれば、本人だけでなく家族まるごとお金を落としてくれる可能性があるため、ビジネス規模としては決して侮れないのではないでしょうか。


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■ファッション業界での具体的な活用を考えてみる

LIVINUS/iStock/Thinkstock
LIVINUS/iStock/Thinkstock

まずはポケモンGOのこのシステムを、比較的簡単に売り上げにつなげられるビジネスジャンルを考えてみます。

①入場料収入ビジネス…動物園、遊園地、水族館、美術館、映画館、銭湯など


②商品やサービスを購入しないと滞在できないビジネス…飲食店、美容院、ホテルなど


これらのビジネスであれば、店内にポケモンを発生させることで多くのプレイヤーを客として集めることができます。そして、一度入店した客はほぼ確実に売り上げにつながるでしょう。

ただし、アパレルなどの小売業ではそう簡単にはいきません。いくら店内に人を集めたとしても飲食店とは異なり、ポケモンだけをゲットして何も買わずに帰ることが可能だからです。

そこでアパレル店でも売り上げにつなげられる方法を考えてみましょう。


①会員制の店にする

会費を支払った会員以外入店できないシステムにすることで、入会金や年会費といった収入を確保できる。客側も支払った以上は何か買おうか、という気になるかも? 少なくとも顧客情報を集める効果は期待できる。


②服を買えば次回のポケモン発生日時を教えてもらえる

ポケモンを発生させる課金アイテムの効力は30分間続く。不定期にこのアイテムを使いつつ、その日時を事前に「商品購入者のみに伝える」ことで、商品購入を促進。


③別会場に集客して特別セール

じつはこの課金アイテム、使える場所が限定されている(※)。もし自店で使用できない場合は、逆にアイテム使用可能な場所を借りて商品を並べ、期間限定のセール会場としてしまう。

ポケモンに釣られて集まった客だけが買える、お得なシークレットセールでプラスアルファの売り上げを狙う。(※)「ポケスポット」と呼ばれるポイントの近くでないと使用できない。


あとはスマホであることを活かし、「ポケモンをゲットした店の画像をインスタグラムで拡散してもらう」などのSNSを使った販促はマストになるでしょう。

まだまだ未知数ではありますが、アメリカを始め世界でこれだけ大きなムーブメントとなっている「ポケモンGO」。日本のファッションビジネスにも間違いなくインパクトを与えることになるでしょう。

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(文/久保田フランソワ

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