ペロペロむける!日焼けの皮膚を食べた人に見られる傾向とは
子どもらの夏休みが終わった。再び、学校の狭い教室へ彼らが収容されたことで、街の様子が広々と感じるのは気のせいだろうか。
台風が連れてきた秋の空気が広がり始めると、もはや朝晩は涼しくなる。 すなわち夏は過ぎ去ったようだ。焼けた肌の色も、これからはどんどん薄らいでいく。
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■日焼けでペロリ、それから?
そういえば近年は、肌を焼いて「夏オーラ」を放つ人の姿が減ったように感じる。競うように肌を焼いては自慢しまくった往時とは異なり、オゾン層の破壊による紫外線量の増大などがいわれる最近は、わざわざ焼くべきではないという風潮なのだろうか。
とりわけ女性には、美白ブームがもたらした意識の変化が見られるようでもある。もともと肌が弱い人はもちろんのこと、焼きすぎた場合などにはペリペリと皮膚の最も外側がむけてしまい、見た目を損なうところも大きいかもしれない。むけた皮膚の始末にも困る。経験者は、いったいどう始末しているのだろう。
「むくときは、なるべく大きな断片が残るようにすると、つい誰かへ見せたくなる」という人もある。ただし放置は禁物。乾燥で、すぐに小さく縮んでしまう。
自慢するなら、早めを心がけたいものだ。
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■皮膚、食べたことある8%
しらべぇ編集部の調査によると、「日焼けでむけた皮膚を食べたことがある」という人の割合は、8.0%。10人に1人を割り込んでいることもあり、少数派といっていいだろう。
皮膚のうち、表皮の成分はほとんどがタンパク質だから食べて害になるものではないとはいえ、要は「垢(あか)」に近い存在だから好ましくない。少ないのも当然といえば当然である。
さらに調査を進めてみると、何らかの行為が原因で「店やイベントを出入禁止になったことがある」という人に限っては、「食べたことがある」という人の割合が44.1%に跳ね上がる。
優れた人にあやかりたいときを指すもののたとえに「爪の垢を煎じて飲む」という言葉があるが、好奇心で「むけた皮膚をペロリと食べ」ても、いい方向へ作用することはあまりなさそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・前田昌宏)