近鉄奈良線の車掌がクレーマー対応で飛び降り 逃走し議論を生む

社会

2016/09/22 17:00

den-belitsky/iStock/Thinkstock
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21日、近鉄奈良線・東花園駅にて、乗客のクレーム対応をしていた車掌が制服の一部を投げ捨て、逃走する珍事が発生した。


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■人身事故で運転見合わせ中の出来事

この日、午前10時半過ぎに河内小阪駅構内で快速電車に人がはねられる人身事故が発生。大阪難波~東花園間の上下線で運転を見合わせとなっていた。

そして、この事故の影響で他の駅も大混乱。東花園駅でもひとりの車掌が乗客のクレーム対応にあたっていたが、どうやらパニックになってしまったらしい。

制服の上着や帽子を投げ捨て、線路上を走って逃走。それだけでは止まらず、駅の高架橋から地上に飛び降り、最終的に救急車で搬送された。

この一件は多数の乗客が目撃し、Twitter上ではその声を確認することができる。

また、それを受けて議論も加熱化。

報道では「車掌が逆ギレした」と伝えているものが多いが、twitter上では「歯向かうことのできない立場の人を客が必要以上に追い詰めた」と指摘する声も多数存在。

たしかに、人身事故は車掌個人でどうにかなるものでもないだろうが、イライラしてしまう乗客たちの気持ちもわかるだけに……難しい問題だ。


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■職場から失踪した経験のある人は……

職務を放棄した事自体は決して褒められるものではないが、クレーマーや不可能なことを集団で問い詰める客の恐ろしさは、接客業を経験した人ならわかるはず。

積み重なれば、本当におかしくなってしまいそうになるものだ。

なお、しらべぇの調査では「職場から失踪したことがある」と答えた人は全体ではおよそ1割となっている。

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■出世している人に多い

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しかし、「出世している」人に関しては、およそ4人に1人が失踪経験ありということも判明している。

苦しいこととあえて積極的に戦わず、一時的に逃げておくことも、生存戦略のひとつということだろうか。

今回の車掌も、できればもう少し別の形で逃げれば良かったのかもしれない。

乗客の怒りは一時的なものだが、自分の人生は今後も続いていくものなのだ。鉄道の線路のように。

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(取材・文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤

qzoo-200x94【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo 
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
 
対象:全国20~60代の男女1381名(有効回答数)