思わず応援したくなる!在日外国人の笑っちゃう言い間違い
しらべぇでは以前「日本人であっても、日本語が苦手だと思う人が約4人に1人いる」という「マインドソナー」のデータや、そういった人たちへのアドバイスを紹介した。
母国語として使用している人ですら、一定数が難しいと思う面もあるのだから、日本で働く外国人たちは、当然もっと難しいと感じているはず。
飲食店の店員などを中心に、多くの外国人の日本語を聞く機会が増えている中、偶然出会ったという、笑いを誘われる言い間違いを聞いた。
■そう聞こえているんだね
「初めて行くラーメン店に入ったら、店員さんがみな外国人でした。食券を渡したら『高さは、どうしますか?』と聞くので、最初は“あれ? 二郎系? マシマシとか答えるのか?”と思いました。もしかして…と『硬さですか?』と聞き直したら、ニッコリ元気よく『はい! 高さです!』と。(笑)
ちょっと吹き出しそうになりながら『普通で』と答えたら、またニッコリ元気よく『かしこまりました!』ということで、無事にオーダーできました」(20代・男性)
「硬さ」と「高さ」。確かに単語を構成する音が一緒で、聞き違いや覚え間違いがありそう。
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■それはあんまり、いい意味じゃない
「取引先のあるアメリカ人男性担当者は日本語が堪能で、仕事の話は基本的にすべて日本語でも支障がないほど。かなり難しい単語も使いこなしていて、いつも感心しています。彼と新たな共同プロジェクトを起こす話で盛り上がったとき、『これを一緒に…』と言いかけて、ちょっと言葉に詰まったので、珍しいなと思ったんです。でもその後に出てきた言葉が、『結託して、やりましょう!』。(笑)
『結束』ならいいですけど、『結託』だと悪いことを企んでることになってしまうので…。説明したら、彼も『どっちがどっちか、迷って詰まったんだよね』と、笑っていました」(30代・男性)
これはかなり、レベルの高い間違いといえそう。間違ってしまったとはいえ、「結束」や「結託」という単語を知っているだけでなく、使いこなしているのがすごい。
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■1字違いで大違い
「近所に夜遅い時間になると、外国人店員さんだけになるコンビニがあります。ある日新しい店員さんがレジにいて、お金を払ったところ『○○円の仕返しになります』と言って、お釣りを渡されました。
家へと帰りながら、『朝のシフトに代わるまでの間、一体何人の人がいわれのない“仕返し”を受け取ることになるのか…』と考えて、クスクスしちゃいました。あっという間にちゃんと『〇〇円のお返しです』と言うようになってしまって、個人的にはちょっと残念です」(40代・女性)
お釣りを表す「お返し」が、「仕返し」に…。接客用語を一生懸命に使っている微笑ましい姿なのに、言っている言葉はかなり暴力的。
でもその落差もおもしろく、“ちゃんと言えるようになって、残念”という気持ちになるのもうなずける。
最近はTwitterなどで、外国人店員の不慣れな対応に対して、暴言を吐いた人への非難が多くみられる。慣れない言葉でがんばる外国人には、多少の言い間違いは楽しむくらいの気持ちで応援したい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)