できれば断りたい…「スピーチ恐怖症」は2人に1人も
「明日は朝礼でスピーチしないといけない」「結婚式のスピーチ頼まれてしまった」
人前に立って何かを話すのは、なかなか緊張するもの。知り合いだけでも嫌なのに、知らない人もいる場だったら…想像するだけで胃がキリキリしてくる。
もちろんスピーチが得意な人もいるだろうが、苦手な人は多いもの。実際にどれくらいの割合なのか、しらべぇ編集部で全国20代~60代の男女1387名に調査してみた。
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■なんと6割近くが!
「人前でスピーチをするのが苦手」な人は56.7%、2人に1人以上という結果に。とくに女性は6割を超える。
経験を重ねた中高年齢者は減るのかと思いきや、まったくその傾向はない。つまり、苦手な人はずっとスピーチが苦手なのだ。
出世している人、リーダータイプの人は「スピーチ苦手」の人が少なくなる。そして次の結果のように、お金がある人ほど苦手意識が減るのだ。
皆をまとめる立場の人であれば、自然と人前でしゃべる機会も増えてくる。「しゃべってなんぼ」の商売でなくとも、話せると得なことが多そう。
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■恰幅が良くても「スピーチは怖い」
ちょっと意外なのは、体形との関係。
堂々と見えそうな太目の人ほど、男女ともに「スピーチ」が苦手なのだ。自分の体形にコンプレックスがあると、人前でしゃべりたくない…と思ってしまうのかも。
当然ながら、モテる自覚のある人はスピーチも得意な傾向がある。
「みんな、人前で話すのは苦手なんだ!」と開き直りつつ、自分に自信を持つことが苦手意識の克服の最短距離かもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・谷葦夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1,387名(有効回答数)