「1年の始まり」は1月じゃなくて4月?意見は真っ二つに

2017/04/07 08:30

(DAJ/Thinkstock)
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1年の始まりといえば1月。しかし、日本の場合は学校や会社などで、大きな区切りになるのは4月がほとんどだろう。

そのため、4月始まりの手帳やカレンダーが発売されるなど、「4月のほうが1年の始まりでは?」と感じている人も多い。


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■やっぱり? 半数以上が…

しらべぇ編集部で全国20代〜60代の男女1,332名を対象に「1月と4月、どちらが『1年の始まり』だと思うか」を調査。

その結果、4月のほうが「始まり」と答えたのは全体の50.2%に。なんと、ほぼ同数に割れる結果になったのだ。

性年代別で見てみると、どの年代も高めの数字だが、若い世代が比較的多い。

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逆に、一番少ないのは男女ともに40代。それでも4割程度の人は「4月始まり」を支持しているのだ。

生活する上で、4月区切りの出来事が多いからだろうか?


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■職業別で見てみると…あの人たちは「4月始まり」

職業ごとに見てみると、公務員は圧倒的に「4月が1年の始まり」と感じている。

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入学や入社など、役所関連の手続きが多いのはやはり4月前後。そのため公務員は「やっぱり4月が新しい1年の始まり」と感じやすいのかも。

一方で、自営業の人は新入社員が増えるわけでもなく、基本的に何も変わらない…という人も多い。それであれば、年が明ける1月のほうが「今年が始まったぞ!」と感じてもおかしくないだろう。


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■4月のほうが「新」が多い?

「学生時代は4月に新しい学校に入ったり、学年が変わったり。社会人になってからも4月に入社して、新入社員が4月に増えて…。1月は『年が明けた!』感はありますが、『1年頑張ろう!』って思うのはやっぱり4月ですね」(30代・女性)


「手帳も4月始まりのものを使っています。会社勤めをしていると、やっぱり年度で考えることが多いので…。そうすると、どうしても4月が始まりですよね」(20代・男性)


4月は新しい出会いも多い季節。「気分も一新して、頑張ろう!」と気合いを入れるのもいいかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年3月24日~2017年3月27日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)

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