年相応のファッションとは? 気にせず好きにしろとの声も
女性も30代を超えると、年相応がよくわからなくなるようだ。
「年相応の服装」とよく言われるが、一体どのようなものを着ればいいのか悩んでいる人も多いはずだ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名に「服装について」の調査を実施。「年相応のファッションをしている」と答えたのは、全体で57.8%と高い結果となった。
■ファッションには男女で大きな意識差がある20代
性年代別では、20代の女性が一番多い。
ファッションブランドがこの層をターゲットにしたところが多いのも、それだけ洋服に気を遣うからだろう。
「雑誌やネットで、同世代の気になるコーデがあれば参考にしてる。なので、背伸びしたり幼稚だったりすることはあまりないと思う」(20代・男性)
しかし同じ20代でも、男性は一番少ない真逆の結果なのだ。
「高校くらいから、服装はまったく進化をしていない気がする。おしゃれなお店は緊張して入れないし、なにを合わせていいかもわからない」(20代・男性)
読者モデルのように、おしゃれな若い男性をSNSでよく見かける。しかしその影に、ファッションに無頓着な男性がたくさんいるのだ。
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■30歳を超えた女性のファッションは難しく
女性は30代頃から、ファッションのハードルが上がる。あまりに若い格好をしていると若作りと言われ、しかし地味にしても老けてみえるからだ。
「美容院で年齢に合うと思ったのか、用意してくれた雑誌が『Oggi』。見てみると、どのアイテムもセレブ感あふれるお値段。これが年相応なら、私はずれていても構わないと思う」(40代・女性)
自分のことを仕事ができるほうだと思っている人は、7割近くが年相応の服装をしていると答えている。
仕事ができる人は、収入もそれなりにいい人が多い。そこを考慮すると年相応のファッションには、それなりのお金が必要ともいえる。
「年相応とか、誰から見たものなのかと思う。周囲の目なんか気にせずに、好きな服を着たほうが楽しいのに」(30代・女性)
職場ならともかく、プライベートくらいは自由な服装でいたいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)