短冊に願い事、お祭り、天体観測…今年の「七夕」どう過ごす?

日本に古くから伝わる風習や言い伝えの多い「七夕」。七夕祭りや行事に参加する予定があるか調査したところ…。

2017/07/01 08:00

七夕

七夕といえば、短冊に願い事を書いて笹に飾る風習や、織姫、彦星にまつわる言い伝えなど、ロマンチックなイメージの強い年中行事の1つである。

関東で有名な神奈川・平塚をはじめ、日本各地で七夕祭りが開催されるが、本格的な夏祭りのスタートとして、楽しみにしている人もいるだろう。


画像をもっと見る

 

■七夕イベントに参加する?

しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,357名を対象に、七夕の過ごし方について調査を実施した。

「今年、七夕の行事やイベントに参加する予定」について尋ねたところ、「参加の予定がある」と回答したのは全体の7.7%。逆に「参加しない」は50.3%と半数を超える。

年代別で集計すると、20代、30代は参加予定が1割を超える。一方で40代以上になると参加意欲が薄れており、50代では、「たぶんしない」「しない」を合わせると8割以上。

子供を中心とした家族行事となっている家庭が多いのだろう。子供の成長と共に、七夕行事から離れていく傾向があるようだ。


関連記事:ポケモン、七夕の願いが絶対に叶わないと爆笑 「凄絶なツッコミ待ち」

 

■七夕にしたいこと

Twitte上で七夕にしたいことや、準備に関するツイートを調査すると、短冊に願い事を書いた人や、お祭りや天体観測に行きたいとつぶやく人が見受けられる。


だが、しらべぇが今までに調査した母の日父の日の予定に比べると、七夕は参加率がかなり低く、イマイチ盛り上がりに欠けるようだ。

こうした背景には子供の成長だけでなく、自宅に笹を飾ることが難しくなったことも要因のひとつだろう。しかし、日本の古くからの風習が失われるのは寂しい。

笹はなくても、家族揃って夜空を眺めながら願い事を短冊に書き、折り紙で作った七夕飾りなどと共にベランダや部屋の高いところから吊して、七夕の気分を味わってみるだけでも、いい想い出になるのではないだろうか。

(文/Sirabee 編集部・小河 貴洋

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

調査七夕願い事短冊天の川彦星織姫
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング