不倫秘書がゲスすぎた『刑事ゆがみ』不意打ちオダジョーがラスボスか? 

リリー・フランキーにオダギリジョー…そして、アサノタダノブ!?

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

浅野忠信演じる刑事・弓神適当と、神木隆之介演じる若手刑事・羽生虎夫――バディを組む二人の魅力を軸に、回を重ねるごとに評価が高まっている『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)。

9日、板谷由夏、丸山智己、木下ほうか、リリー・フランキーらがゲスト出演し、第5話が放送された。

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■「ロイコ事件」再来なのか?

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

花道署からの要請で、弓神(浅野忠信)と羽生(神木隆之介)は、誘拐事件の捜査に協力する。誘拐されたのは、前花道市長を父に持つ宇津巻京子(板谷由夏)と、婿で市会議員の誠治(丸山智己)の一人娘・真利奈(後藤由依良)。

誘拐現場にはカタツムリのマークが残されており、7年前、花道署管内で起きた異質な殺人事件「ロイコ事件」の特徴と類似していた。花道署の刑事・久松(木下ほうか)は関連性があると考え、今回の誘拐事件の捜査に、当時、犯人を追い詰めた弓神を招聘したのだ。

その「ロイコ事件」は、ある夫婦が殺害され、生き残ったのは幼い一人娘のみ。事件が異質だったのは、事件内容が小説『ロイコ』に酷似していたこと。

ロイコとは、「ロイコクロリディウム」の略で、カタツムリに寄生し、脳まで支配する寄生虫。『ロイコ』は、主人公が殺人鬼に寄生されて心を操られ、殺人を犯していくという物語だった。事件が起きたことで『ロイコ』はベストセラーに。そうした中、弓神が犯人は作者の横島不二実と断定したが、逮捕前に横島は焼身自殺してしまったのだ。

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

協力要請された理由を知った弓神は、喫茶店にいるヒズミ(山本美月)を麻薬の密売人だと偽り羽生にマークさせると、単身宇津巻邸へと向かった。久松と合流した弓神は、『ロイコ』の発禁運動で先頭に立ったのが、前市長の宇津巻喜平だと知る。

そのころ、喫茶店のテレビを見ていたヒズミは、誘拐事件の報道でカタツムリの絵を見た途端に動揺して店を飛び出し、羽生はヒズミを見失ってしまった。

一方、誘拐犯からは、京子と誠治に身代金を持って指定の場所に来るよう連絡が入り、その行動を報道陣に中継させるという異様な展開。そんな誘拐犯の行動に疑問を持ち、カタツムリのマークの渦巻きが逆であることなどから、弓神は早々に「ロイコ事件」の模倣だと断定する。

誠治と美人秘書・音島カレン(桜井ユキ)が不倫関係にあること、京子が干していた洗濯物や敷地内の焼却炉で執拗に燃やそうとしているゴミ、誠治が不正を追及しようとしている政治家・菰野源三郎(品川徹)の存在などから、弓神は誘拐事件の真相を掴む。

真利奈の誘拐事件は、離婚を切り出した夫の考えを翻させるため、母・京子が計画した自作自演であり、不正追及の証拠を破棄することと引き換えに、菰野の協力で実行したものだった。

父親に家庭に収まることを強いられた生い立ちに加え、夫に裏切られた上に、不倫相手からされた仕打ちの数々など、またも切ない犯行理由が明かされるが、子供に対しての行動を咎め、犯人に対して珍しく強い叱責をする弓神の姿が印象的だった。


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■怒りを露わにした弓神

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

犯人である京子と向き合うため、弓神自身が犯人を騙り、ヒズミの協力で誠治や久松をはじめとする花道署の関係者を遠ざける――という手口は、尋常じゃない。

そして、いつもは罪を犯してしまった犯人の気持ちに寄り添うような言葉をかける弓神が、京子には強い言葉を投げつける様子に、驚く人も多かった。

しかし、弓神が今回の事件に怒りを覚えていたのには理由がある。一番大きかったのは、子供を夫婦の痴話喧嘩に巻き込んだこと。

そしてもうひとつは、「ロイコ事件」を模倣したこともあっただろう。

https://twitter.com/sa_ya_koko/status/928638179330072576

はっきりとは明かされなかったが、7年前の「ロイコ事件」の際に目の前で両親を殺され、記憶障害と失声症となった幼い娘が、弓神と行動を共にするヒズミであると羽生が察する場面が出てくる。

記憶障害により事件のことは忘れていたらしいヒズミが、急に「ロイコ事件」に引きつけられている様子も、切ない気持ちにさせられた。

https://twitter.com/yrmqw432/status/928625004882698240

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■不倫相手の秘書がゲスすぎる

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