美少女中学生の援交とイケメン婚約者のDV 闇が深まる『明日の約束』

いじめや自殺に続き援交やDVまで出てきた『明日の約束』。未だ読めない「死の真相」

2017/11/29 17:30


 

■子供の衝動性と大人の保身

複数の誤解が重なって犯罪に走る未成年と、いくつも裏の顔を持つ大人。女性向けネット掲示板『ガールズちゃんねる』には、下記のような意見も寄せられている。

「『自殺した生徒は気の毒だから善』て考え方は、子供に『自殺すれば勝てる』と勘違いさせて、自殺の助長にもなるかもな。 生死に関わらず、『自殺した生徒が、誰かと揉めていたとしたら、双方に落ち度はあったのか、ないのか』感情抜きに判断する冷静さは大事」


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■好青年に見えた婚約者のDV

ラストシーンでは、さらに衝撃の展開が。非の打ち所のない好青年に思われた、日向の婚約者・和彦(工藤阿須加)が豹変したのだ。

和彦がセッティングした「両家顔合わせ」の会を結果的に、ドタキャンすることになった日向。

顔合わせに向かう途中、援助交際をしようとする圭吾の妹を圭吾の所属していたバスケ部マネージャーの増田(山口まゆ)が、止めようとしている現場に遭遇したことが原因だ。

謝罪のために和彦の部屋を訪れた日向は、話の流れで母親の毒親ぶりを告白しようとする。すると和彦が豹変し、日向を突き飛ばした上に「親を悪く言うな」と髪を掴んで激高する。

和彦も前回までの放送で「両親が兄ばかり気にかけていた」過去が発覚していたが、それにしても想像を絶する激変ぶりだ。この驚きの展開には、視聴者からもさまざまな反応が。

https://twitter.com/hanananananq/status/935633648925130752


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■そもそもこのドラマに「悪人」はいるの?

次々と明らかになる主要キャラの「裏の顔」。真面目な教師に思えた圭吾の担任の霧島(及川光博)も妖しい動きをしており、典型的なヒールと思われた「クズ発言」を繰り返す週刊誌記者は、今のところ日向に有益な情報を与えている。

視聴者の思い込みを覆す「人間の多面性」が次々と浮かび上がる本作に、果たして「被害者と加害者」はいるのだろうか? 後半に差し掛かるにつれ、ますます目が離せなくなる展開が続いている。

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(文/しらべぇ編集部・星子

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