男性の9割が行うひとりエッチ 「2割が経験するやり方」には重大な健康リスクも

『TENGA』が5000名以上の男性にアンケートした結果、性にまつわるさまざまな事実が判明。

2017/12/05 14:00

TENGA

アメーバやクラゲなど一部の無性生殖を行う種類を除き、ほとんどの動物は雄と雌に分かれ、雄の精子と雌の卵子が受精して繁殖する。

中でもヒトの雄には決められた発情期がなく、日々つくられ続ける精子と突発的に頭をもたげる性欲の狭間で、自己処理を行うことが欠かせない。


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■9割の男性に自慰行為の経験あり

TENGAヘルスケア社が、全国15〜64歳の男性5,279名に調査したところ、全体の9割にひとりエッチの経験があることがわかった。

自慰行為

頻度の差はあれど、ほとんどの男性にとって、他人ごとではないテーマであることは疑いがない。しかも、そのやり方が、健康上の問題につながることもあり得るというのだ。


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■5人に1人が「床オナ」

この調査では、自慰経験がある男性の中から2,000名を抽出し、「どのような方法で自己処理をしているか?」も質問。

「やったことがある方法」では、「手でピストン」が97.5%と圧倒的多数派なものの、さまざまな工夫のあとも垣間見える。2位以下を見てみると…

自慰方法

もっとも多いのは「射精直前の寸止め」でおよそ3人に1人が経験。石鹸やローションで滑りやすくしたことがある人も2割を超える。

こうしたアレンジの中で、セックスする場合の障害につながりかねないのが、布団や床、畳などにこすりつける、いわゆる「床オナ」や射精の際に脚をピンと伸ばす「脚ピン」なのだという。


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■不適切なやり方は「腟内射精障害」の原因に

ひとりでなら達するのに、性交では射精が困難な「腟内射精障害」という症状がある。じつは、少なくない男性が経験している床オナが「このリスクをさらに高める」と、専門家は警鐘を鳴らす。

( 獨協医科大学埼玉医療センター・小堀善友医師)

獨協医科大学埼玉医療センターの小堀善友医師は、

「不妊治療の現場では腟の中で射精できない射精障害の患者が増えていますが、 その原因の7割は『床オナ』などの不適切なマスターベーションであることが判明しています。 その腟内射精障害の患者数は、潜在患者も含め約270万人(成人男性の約20人に1人)と推定されているのです。


今回の調査において、これから子づくりをする若い世代で『床オナ』や『脚ピン』を日常的に行っていることがわかりました。 不妊治療の観点からも、このようなマスターベーションの実態を明らかにした調査は有用と言えます」


とコメントした。


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■対策用のグッズも

TENGA

こうした調査結果も受けて、TENGAヘルスケア社は腟内射精障害を矯正するためのトレーニングカップも発売。番号順に締め付け度が弱くなるよう設計されており、過度な刺激がなくても射精できるよう訓練になるという。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト データ提供/TENGAヘルスケア

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
・期間:2017年9月25日〜2017年9月28日
・対象:全国15歳〜64歳の男性5279名/その中から自慰経験のある男性2,000名を抽出
(データはTENGAヘルスケア社による)

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