日本でカツオ節を学びたい! 外国人大学教授が驚いた伝統と匠の技

かつお節削り器工場の見学や料理に舌鼓も

2017/12/12 12:00


 

■カンナ職人を訪ねる

(画像は「読むテレ東」のスクリーンショット)

カツオ節は削らなければ始まらない。削り器の工場、山谷製作所を訪ねるケンさん。三代目・山谷俊輔さんから工程を案内してもらう。

山谷製作所の本業は大工が使うカンナを作っていて、技術を応用してカツオ節削り器を作成。

カンナの制作は、刃を作る鍛冶屋と木の部分を作る台屋に分かれ、山谷製作所は刃に合わせた台を削り出す台屋。

台と刃が重なる部分を0.01ミリ単位で削って、刃がしっくりハマるように調整する匠の技に驚くケンさん。


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■カツオ節グルメに舌鼓

山谷さんの家で夕食に招待され、削りたてのカツオ節をひとつかみ入れる卵かけご飯や汁物など、カツオ節を使った家庭料理が振る舞われる。必要なだけ削るのがおいしさのポイントだ。

また、ケンさんは、削りたてのカツオ節が食べ放題の店「出汁しゃぶ おばんざい おかか新宿」で山盛りの追いカツオ出汁を使ったしゃぶしゃぶに舌鼓。

さらに、コーヒー感覚で出汁を飲むことができる「日本橋だし場」を巡り、日本の出汁を堪能した。

日本人にとって当たり前の存在である出汁。しかし、製造過程には日本人でも知らない伝統技術が使われていた。

こうした背景に想いを馳せながら出汁を楽しめば、いつもと一味違う旨みを感じることができるかも。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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