ロバート秋山が1人10役を…世紀の怪作『黒い十人の秋山』を見逃すな

ロバート秋山が「1人10役」演じることで話題の特別ドラマ『黒い十人の秋山』が今夜ついに放送! 『クリエイターズ・ファイル』ファンは必見だ!

2017/12/26 07:00


 

■見どころその2:豪華な共演陣

離島のホテルで殺人事件が起き、犯人はその場に居合わせた中のひとり」という、とっくの昔に使い古された設定を「ロバート秋山が容疑者全員ひとりで演じる」という荒業で新しく生み変えさせた本作。

しかし、作品をコントではなく、あくまで「ドラマ」として成立させるためには共演者たちの存在も重要だ。

そんな中、仲里依紗、満島真之介、堀内敬子、山内圭哉、滝藤賢一らが出演することに。1時間作品のキャスティングとは思えない充実っぷりである。

濱谷氏:本当に皆さん、演技派で素晴らしいなと思いました。秋山さんも「自分がどうやって演じてもドラマっぽく仕上がるから安心できた」とおっしゃっていましたね。


ちなみに仲さんはもともと秋山さんが大好きだったそうで、事務所に電話して3時間くらいでOKをいただけたんです。『クリエイターズ・ファイル』人気を肌で感じた瞬間でしたね。


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■見どころその3:とにかく大変な1人10役

(©テレビ東京)
(©テレビ東京)

しかし、秋山をはじめとするキャスト、スタッフたちを苦しめたのもまた「秋山が1人10役を演じる」という設定だったようだ。

濱谷氏:現場はとにかく大変でしたね。1人のキャラのパートを全部一気に撮る、ということはしなかったんです。衣装着替えと衣装チェンジが1キャラ30分くらいはかかったので、秋山さんはずっと早替えさせられている感じでしたね。


一方、現場のスタッフはと言うと、秋山さんの着替え・メイク待ちで中断することがとても多かったんです。ただ深夜ドラマの性質上、秋山さんパートを4日間、全体を5日間で撮る必要があり、撮影効率という点ではかなり大変でしたね。


そんな厳しい撮影スケジュールの中、秋山はキャラごとの演じ分けにもかなり苦労したようだ。

濱谷氏:YOKO FUCHIGAMIやリシエルはもともと『クリエイターズ・ファイル』で演じられていたキャラなので問題なかったようですが、それ以外は今回のドラマ用のために作ったキャラもあるので、「さっきどれくらいのテンションで喋ってたっけ?」と、わからなくなることもあったようです。


撮影当時、秋山さんは次のドラマの撮影に入る直前だったのですが、『次、1役だから楽ですわ~』っておっしゃっていたのが印象的でした(笑)


あまりにも大変だったようで、秋山は会見で映画化を打診されても拒否していた。

つまり、今回が最初で最後の放送になるということ。気になった人はぜひ観てみよう。

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(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部

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