東京の雪なんて雪とは言わせない 雪国出身記者が教える「雪あるある」
東京の人、雪にビビり過ぎじゃない?… 雪国のすごさ、教えましょう。
2018/02/02 05:00
③雪でも鉄道が踏ん張る
吹雪の日、雪国の電車通学の高校生は険しい顔をしている。なぜなら電車が動くか動かないか、まだわからないからだ。
もし電車が動かなかったら学校は休み。動いたら通常通り。動かないと決まった瞬間、駅内で大喜びする高校生がたくさんだ。だが、ほとんどの場合が電車が動いてしまう。
東京では雪が降ると電車がすぐ止まってしまうが、雪国はそう簡単には止まらない。雪国の電車は恐ろしいほど強いのだ。
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④学校で「つらら指導」がある
学校で「つららは触っちゃいけないよ」って指導をされる。つららっていうのは建物の軒下や岩場などから棒状に伸びた氷のこと。これが、雪国だと子供の身長よりも長さのあるものが生成されてしまうのだ。
つららはケガのもと、頭に刺さったら大変、そして死に至る可能性まで想定して指導される。そう言われても、下校中つららを舐めている小学生もたびたび見かけるのが、雪国育ちの余裕というものだ。
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⑤近所にマイ除雪機を持っている人がいる
朝起きて窓を見ると、お隣さんが除雪しているなんて日もある。雪国はマイ除雪機を持っている家が近所にひとつは必ずあるのだ。
外は吹雪でも、おかまいなしに淡々と除雪をするのが雪国。なぜなら除雪しないと車が動かなかったり、歩く道がないから。
また、近所でたまに除雪機の貸し借りをする時もある。記者の隣の家の方はとても気さくな方だったので、記者の家まで除雪してくれることもたびたびあった。除雪機ネットワークは本当に大切である。
もし、身近に雪国育ちがいたら、雪が降った際の過ごし方を聞いてみると参考になるかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)