瀬戸康史になら振り回されたい!? 『海月姫』月海・蔵之介の関係性
今夜はいよいよ「ファッションショー」開催!
2018/02/12 06:30
■魔法使いでもある蔵之介
振り回す側である蔵之介は、月海たちを変身させる魔法使いでもある。
メイクを施し、美しく装うことで、見た目が変わるだけではなく、周囲の対応が大きく変わること。そうしたおしゃれが、武器であり、鎧であることを尼~ずたちにも繰り返し伝えようとする。
変化を受け入れることに抵抗がある尼~ずだが、再開発による天水館の危機が迫る。自分たちの大事な場所を守るためには、戦わなければならない――武器を、鎧を身にまとう必要性に、少しずつだが変化も。
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■覚醒モードの月海
そして、第3話でクラゲのドレス作りから覚醒した月海。
きっかけを作るのは蔵之介だが、月海もまた覚醒モードでは周囲を巻き込んで、創作活動に邁進する。普段は引っ込み思案で、尼~ずの「下っ端」を自認する月海が、クラゲのことになるとキャラ変し、高い集中力を発揮するのだ。
しらべぇが全国の20~60代の男女1,344名を対象に行なった調査では、「好きなことに熱中してしまう」人の割合は全体で67.0%。
月海ほどの熱中具合を発揮する人は少ないだろうが、多くの人が自分の好きなものには、時間を忘れて夢中になることがわかる。
それまでは蔵之介に「振り回されっぱなし」だった月海だが、クラゲのドレスをイメージ通りに作り上げるプロセスでは、蔵之介だけでなく尼~ずをも「振り回す」側になっていく。
ただし、月海・蔵之介・尼~ずの「振り回す・振り回される」の関係は、単純に天水館の危機を乗り越えるためだけでなく、互いの信頼関係があるから――といった面が大きい。夢中でクラゲのドレスを作る月海を支えるみんなの様子も、今後の見どころのひとつだ。
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■月海の変化と三角関係の行方は…
根本的な性格や内向的なキャラクターが変わるわけではないが、クラゲのドレスを作り、仕上がりへの手応えを感じる様子や、美しく着られたドレスを見る月海の表情には、成長や充実が感じられて、観ているほうが嬉しくなってしまう。
それは蔵之介が、前回第4話で思わず口走ってしまったように、「月海が本当は、かわいい女の子だって思っているからだろ!」という気持ちが、視聴者の心にもあるから。
気持ちを覗かせてしまった蔵之介と月海の関係も気になるが、ムズキュン状態の修(工藤阿須加)と月海の恋の行方も、稲荷翔子(泉里香)の存在や慶一郎(北大路欣也)の思惑、花森(要潤)の掻きまわしっぷりで、ただでさえ「ややっこしくね?」状態がどんどん複雑な方向に…。
そんな中、いよいよ今夜は「ファッションショー」。
ブランド「jelly fish」の原点であるハナガサクラゲのドレス姿の蔵子(蔵之介)も楽しみだが、変身アフターでもずっと隠していたまやや(内田理央)の目元も解禁される。本職のファッションモデルでもある内田が、まややとしてどんなモデルウォークを見せるのかも注目ポイント。
さらには、新キャラ・ノムさん(安達祐実)も加わって、ますますおもしろさがパワーアップする展開に、目が離せないことになりそうだ。
《これまでに配信した『海月姫』記事一覧はこちら》
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1354名(有効回答数)
調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1,344名(有効回答数)