転職の足かせに？　「国家資格を持っています！」も表に出せない理由は…

持っている資格の仕事と天職は必ずしもイコールではないのか？

2018/02/23 08:30

日本に1,000以上あるといわれている資格。「この仕事をしたい！」「この分野に興味がある！」と思って取得したにもかかわらず、いざ就職となると邪魔に…なんてケースも。

この問題について、女性向け匿名提示版『ガールズチャンネル』のとあるトピックが話題になっている。

再就職を考えているという投稿者。とある資格を持っているが、その仕事をしたいとは思っていないそう。

しかし、学費を出してもらって取った資格を活かさないのは、親不孝ではないかと悩み、「もったいないと言われつつも、関係のない仕事に就いた方はいますか？」と問いかけている。

投稿者の問いに対して、経験者からは「資格は無駄にならない」「気にしなくていい」などの声があがっている。

・卒業時には関係のない仕事に就いたけど、数年後にやっぱりやりたいと思いそっちの道に。頑張って取った資格は無駄にはならないよ

・就職2年目のとき、本気で嫌になり親に全く違う仕事をしたいと相談。学費を出してもらったのに…と、うしろめたい気持ちを伝えたら「気にしなくていい、その資格はあなたのものだから」と優しい一言をくれた

一方、資格はあったほうがいいという意見が多い中、周囲からの期待でプレッシャーを感じる人も。たしかに資格保持者に対しては、「この人は詳しい」と思い込んで話しがちだ。

・周りから資格うんぬん言われることもあり、へたに相談されるのが面倒。だから、国家資格を持っているけど、資格のことはなるべく口に出さないようにしている

・資格をもって就職すると、あまり教わらなくても「資格あるからわかるでしょ？」と思われていそうでプレッシャーを感じる

・資格持っていない人に限って、「なんで資格活かさないの？」とか「もったいない」とかうるさいこと言ってくる

しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の男女1,358名に「〇〇ソムリエ」について調査したところ、38.9％の人が信用していないと回答。必ずしも、肩書きが信用に繋がるわけではなさそうだ。

どんな資格も努力をした証。肩書きや資格に囚われず、今の自分がやりたいことを続けるのが大切なのかも。

（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2016年6月24日〜2016年6月27日
対象：全国20代〜60代の男女1,358名（有効回答数）

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