『バイプレイヤーズ』最終回まで放送決定 ファンから感謝の声

未定だった『バイプレイヤーズ』第4話・第5話の放送が正式に決定した

2018/02/24 05:00


 

■送り続けられた要望

第3話の放送時点で、第4話以降の放送が未定だったこともあり、大杉さん逝去の報と合わせて当日の放送を告知した公式ツイートには、最終回までの放送を希望する大量のリプライがついていた。

https://twitter.com/AsoPasoMaso07/status/966293484045926400

また、「#バイプレイヤーズ」のTLにも、最終回までの放送を切望する声があふれ、中にはテレビ東京の要望フォームにメッセージを送ることを呼びかけるコメントもあった。


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■業界内でも愛される作品

(画像提供:テレビ東京『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』(C)「バイプレイヤーズ」製作委員会)

2017年冬クールに放送された前作『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』は、放送開始前から多くの評判を呼び、とりわけ業界内で豪華すぎる名バイプレイヤーの共演が大きな話題となった。

リーダーの大杉さんを始め、遠藤憲一、寺島進、田口トモロヲ、松重豊、光石研という、日本の映画・ドラマ界を支え、多くの作品に出演してきた名優たちが集うドラマだからこそ、「出演したい」と手を上げる役者は多く、別の作品で共演した際に現場で出演交渉する大物俳優もいたほど。

多くの視聴者に「こんな豪華な出演者で、テレ東は予算大丈夫なのか?」と心配され、プロデューサーのテレビ東京・濱谷晃一氏は当時の会見で「企画されたドリマックス・浅野プロデューサーによると、みなさんに『思い出作り』という言葉でお話しさせていただいていると…」と“特別価格”を匂わせるようなコメントで報道陣の笑いを誘うなど、多くの人に愛された作品だ。

「業界内視聴率」は30%とも言われ、関係者たちはどの現場に行っても「『バイプレイヤーズ』いいね!」と言われるというほど評価が高かっただけでなく、視聴者にも多くの熱烈なファンを獲得していた。

第2弾が切望される中、今年1月2日に今作の『バイプレイヤーズ』放送が発表され、スケジュールの都合で寺島だけが出演できないことを残念に思う声が多数あがったものの、待望の「かわいすぎるオッサンたち」のドラマ復活にたくさんの歓喜の声が上がった。

2月7日に放送がスタートしてからは、前作をしのぐ「業界内視聴率」50%といった声も出るほど、日本のテレビ業界にとっても大切なテレビコンテンツという印象が強い。

それだけに、大杉さんの死という大きな衝撃を乗り越えて、『バイプレイヤーズ』が作品として完成を迎えられるのか、注目が集まっていた。

大杉さんのご遺族をはじめ、共演者・スタッフなど多くの人の尽力と、たくさんのファンが祈るように望んだ放送。

きっと観ているに違いない大杉さんと共に、2月28日第4話、3月7日第5話最終回の『バイプレイヤーズ』を楽しみたい。


なお、エリアの関係で「放送がない」と嘆くコメントも見られるが、今作は「ネットもテレ東」にて期間限定での視聴が可能で、現在、第3話を配信中だ。

第4話以降も同様の対応になると思われるので、リアルタイムで観られない人は、「ネットもテレ東」のサイトをチェックしてほしい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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