「YAZAWAの勘」がツイッタートレンド1位? 矢沢永吉の英断に喝采の嵐

20日、Twitterトレンド1位に「YAZAWAの勘」というワードが長時間にわたって居座った。

2018/04/20 18:30

矢沢永吉

20日、ツイッター界隈を「YAZAWAの勘」というワードが駆けめぐった。国内トレンドランキングを上り詰め、長時間にわたってトップに君臨。

言うまでもなく、YAZAWAとは日本ロック界の重鎮・矢沢永吉のことだ。ツイッターを始めとしたネット社会とは縁遠いイメージもある矢沢が、なぜこんなに話題を集めたのか。



 

■きっかけはWebのインタビュー

きっかけは、LINEが運営するWebメディア『BLOGOS』に掲載された矢沢のインタビュー記事。ライブツアーのチケット完全電子化に踏みきった矢沢が、その理由を語っている。

要約すると、「仕組みはよく分からないが、そういう時代が来ているってピンと来た。勘ですよ、YAZAWAの勘」というような論旨だ。

その言い回しが「かっこよすぎる」「なんというパワーワード」「声に出して言いたい日本語」とネットユーザーから大絶賛。瞬く間に拡散されていった。

https://twitter.com/chorurin73/status/987226210311618561

https://twitter.com/tw_chizuru/status/987224485194432512


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■「俺はいいけどYAZAWAがなんて言うかな?」

「矢沢永吉と言えば名言の人」と言っていいほどに、数々のパンチラインで知られる矢沢。代表的なものが「俺はいいけどYAZAWAがなんて言うかな?」だろう。

この言葉がどういう意味を持つのかは各自の想像に任せるとして、矢沢本人はテレビ番組でこの真意を問われた際、「似たようなことを言ったのかもしれないけど、それが伝わる過程でどんどん大きくなってしまった」といった意味の説明をしている。

いずれにせよ、確たる哲学を胸に激動のロック界を生き抜き、68歳の今もなお進化し続けている矢沢。そんな男だからこそ、誰もがマネしたくなる、胸に突き刺さるフレーズを連発することができるのだろう。

その熱いハートが、現代のネットユーザーたちにも響いたのだ。


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■電子チケットには転売防止目的も

前述の記事内で矢沢はチケットの高額転売問題にも触れており、100%電子化することである程度の改善が見込めるのでは、とも語っている。

しらべぇ編集部では、全国20~60歳の男女1,387名を対象に、転売に関する調査を実施。「定価より高い転売品を買うことがある」と答えた人は9.6%となった。

転売 調査

この数字を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれだろう。確実に言えるのは、「一定数の需要はある」ということだ。だからこそ、これだけ問題視されていても全く減少しないのだろう。

電子チケットは、この問題に対する決定打にはならないかもしれないが、有効打にはなり得る。矢沢のような大御所アーティストがこういった取り組みを積極的に行ってくれることは、社会的影響力も含め、非常に有意義なことだ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1387名(有効回答数)

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