伊達政宗の名刀『燭台切光忠』がテレビに 刀剣ファンからは歓喜の声が殺到

『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(日本テレビ系)で、名刀の燭台切光忠が特集された。

2018/05/24 11:30


日本刀
(MilicaStankovic/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)

23日に放送された『1億人の大質問!?  笑ってコラえて!』(日本テレビ系)では、「日本列島記念館の旅」で、岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館を訪問。

伊達政宗が持っていたという名刀『燭台切光忠(しょくだいきり みつただ)』が特集され、多くの刀剣ファンから注目が集まった。



 

■燭台切光忠の歴史

かつて、刀匠・長船光忠の刀が織田信長から豊臣秀吉に渡り、秀吉から褒美として政宗に渡ったのが燭台切光忠といわれている。

また、政宗が粗相をした自分の家臣を長船の刀で切りつけた際、勢い余って近くにあった青銅の燭台まで切ってしまったというのが、燭台切光忠の名前の由来とのこと。

その後、燭台切光忠は水戸徳川家の蔵に大事にしまわれていたが、1923年に関東大震災に見舞われ、その時の火災によって水戸徳川家の屋敷が焼け落ち焼失。

しかし、じつは2015年に茨城県水戸市の徳川ミュージアムに保管されていたことが判明し、一般に公開されるまでに至ったという。

さらに今年には、燭台切光忠の詳細がわかる書物が現存していたことが明らかに。これを受け、徳川ミュージアムが、燭台切光忠を復元させようと再現プロジェクトを立ち上げて寄付金を募ったところ、刀剣マニアたちからの寄付が殺到したのだという。


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■火付け役はあの大人気ゲーム?

こういった刀剣ブームの火付け役となったのは、刀剣がイケメン男子に擬人化するという大人気ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』とみられており、今回特集された燭台切光忠も擬人化し、刀剣乱舞に登場する。

そんな刀剣乱舞はアニメやミュージカルにもなり、2019年には実写映画の公開が予定されているという。

一方で、刀剣乱舞から実物の刀剣にハマるファンも多く、刀剣が納められている地や、キャラクターにゆかりのあるスポットなどをめぐる刀剣ファンが続々と増えている。

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