真打昇進は桂歌丸の「死に待ち」？　神田松之丞の圧巻芸に浜田以外ベタ惚れ

 

■入門者が全然来ない

松之丞の活躍で、一躍注目を浴びている講談という演芸ジャンル。彼1人でブームを作っていると言っても過言ではないほどの状況ながら、「自分も講談をやりたい」と入門を希望する若者が現れないのだとか。

すると坂上から、前述の鈴木プロデューサーによる「松之丞は自分のライバルになり得る若い才能を全力でつぶす人間だと思う。それを見抜いている若者は彼のところに弟子入りしないだろう」との分析が紹介される。

これを聞いた松之丞は「本当にジブリの人なんですか？ 言い草が夢も希望もない」と苦笑するも、松本は「意外と本質を突いている可能性もあるよ」と評した。

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■講談の妙技を生披露

番組の最後には、ロケ現場であるお好み焼き店の座敷で松之丞が講談を生披露。「最悪の環境ですけどね」とぼやきつつ、本来であれば30〜40分を必要とする講談を3分間にまとめるという。

「3分でできるんですか？」との若槻の疑問には「できないですね」と即答する松之丞だったが、「落語家さんがそばを食べるところだけ披露するようなものとして見てほしい」と断りを入れた。

ほんの触りだけとは言え、圧巻の話芸を披露した松之丞。松本、坂上、若槻の3名はすっかり引き込まれてしまう。テレビ越しの視聴者も全く同様だった。

神田松之丞さん…すごい…たったの3分ですごい引き込まれた…講談師ってすごい…続き見たい

— 響次🦊🐾 (@kyozikz333) June 22, 2018

ダウンタウンなう観て、神田松之丞さん気になってしまった。講談聴いてみたい。

— ゆうこ (@gogopalukun) June 23, 2018

ゴロゴロしてテレビ見てたけど、松之丞さんの3分短縮版の講談がはじまったので、思わず起き上がってちゃんと座り直した。
ゴロゴロして聴けるもんじゃない。

— yukiko (@yukiko69888689) June 22, 2018

しかし、浜田雅功だけはピンと来ていなかった様子。松本らが興奮気味に感想を語り合う中、「浜田さん、全然納得してくれてない」と松之丞。

「やりながらお客さんの反応って分かるんですよ。松本さんや皆さんはグッと見てるんですけど、浜田さんだけ『早く終わんねえかな』って顔を……」と嘆く。

どんなに優れた名人芸であっても、刺さらない人間には刺さらないという厳しい現実を突きつけられる一幕となった。

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（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）