娘を見殺しにされた母親への残酷な措置…『絶対零度』謎の制裁に視聴者絶句

思わず「危険人物」に同情してしまう悲しい事件…。

2018/07/17 13:00


 

■「声」に隠された真実

絶対零度 2話
(画像提供:(C)フジテレビ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』

殺された七海は、10代の頃に早紀が出産し、その後特別養子縁組に出された実の娘であったことも発覚。早紀が強い殺意を抱く理由も判明する一方で、津田に罪を被せた「真犯人」の存在も浮かび上がる。

山菜を取りに山に入った七海は、同じく山で獣害鳥獣駆除をしていた元最高裁判所長官で、政治家へ転身した小松原忠司(中丸新将)の誤射に被弾。しかし、七海は即死したわけではなく、権力を利用して誤射を隠蔽した小松原に見殺しにされていたことが明らかに。

早紀は、小松原が店を訪れた際に「誤射」の話を聞いてしまい、犯行を決意していたのだった。

早紀の部屋には、銃弾を受け、早紀に助けを求めた七海からの留守番電話の音声データが残されており、そこには小松原の声もしっかりと残っていた。


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■殺人犯を守る? 残酷な制止

絶対零度
(画像提供:(C)フジテレビ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』

早紀は、小松原が店に予約を入れた日をXデーに定め、犯行を実行に移そうとしていたが「人数が増えたから」という理由で、当日になって予約がキャンセルされるトラブルが発生。

その日、小松原が街頭演説を行なうことを把握していた早紀は、刃物を持って演説会場に乗り込むのだが…そこを井沢や小田切らミハン捜査員らが阻止。

早紀が殺人者になることは阻止できても、殺人を犯しても罰を受けるどころか、名声を手にする小松原を守るミッションに課された小田切たちは悶々。

しかし、井沢は任務の後で「お天道さまはちゃんと見てんじゃないの?」と意味深な言葉を口にする。その直後、小松原が突然転落死したことが報じられ、その背景でミハンシステムには危険人物として井沢の名前がはじき出されていた…。


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■残酷な制止と謎の制裁に騒然

今回のケースでは、多くの視聴者が早紀に感情移入してしまったために、井沢たちの制止には悶々とした声が。また、何者かが故意に小松原に制裁を加えたような謎めいたラストには、賛否両論が巻き起こっている。

「小松原に制裁を加えたのは井沢」という説が浮上し、ミハンのリーダーゆえ「スカッとした」とは言い難いなんとも複雑な感想が多く上がっている。

一見明るく陽気な雰囲気だが、時折狂気が垣間見える井沢。ワケありな捜査員たちのバックボーンや、桜木失踪の謎に迫るシーンに、今後も期待が高まる。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

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