40代男性の4割がこっそりと… 気になる「カンニングの経験率」を大調査
若い世代は、カンニング方法をネットで学ぶ時代なのか?
定期テストは、勉学が得意な生徒からすると「実力試し」をする絶好の機会だが、そんな人はごく一握り。
むしろ部活動のほうに励んでいる生徒や勉強嫌いからすれば、地獄のような期間といえるだろう。学生にとって「テスト」は、決して避けることのできない「試練」の一つである。
一方で、どうしても解けない問題に遭遇した時、「カンニングをしたい!」と衝動にかられ、先生に気づかれないよう密かにカンニングをした経験がある人も少なくないはず。
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■4人に1人はカンニング経験者
しらべぇ編集部が、20~60代男女1500名を対象にカンニングについて調査したところ、全体の25.8%がカンニング経験者と判明した。
一般的にカンニングは不正行為にあたり、発覚した場合「全科目0点になる」「平常点が下がる」など、評価に大きく関わる罰則が課せられているが、この危険な橋を4人に1人が渡っていることになる。
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■40代男性に何があったの?
さらに、経験者の割合を男女・年代別に比較すると「カンニング率」が、もっとも高かったのは、40代男性で40.0%。
以下、50代男性38.7%、20代女性31.3%と続く。 4、50代が学生時代を過ごした1980年代。校内暴力や非行の増加が目立ち、学校荒れが社会問題になっていたことから、カンニングを行いやすい環境であったことが推測できる。
一方で、60代は、男性17.3%、女性10.7%と、その他の年代と比べて「カンニング率」が非常に低い。校則が厳しく体罰に近い教育指導が多かったことから、そもそもカンニングをしようと考える生徒が少なかったのだろうか。
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■カンニング手法を入手しやすい時代
全体的に女性のカンニング率が低い中で、20代女性が31.3%と経験者が多い。
YouTube上では、「カンニングのテクニック」を紹介している動画がたびたび投稿されている。加えて、インターネットで「カンニング方法」と検索すると、経験者直伝の技が多数ヒットする有様だ。
一般的に流行に敏感といわれている20代女性にとって、カンニングの手法を入手しやすい時代なのかもしれない。
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■一度のカンニングでその後の人生が変わる可能性も
2017年の大学センター入試では、過去10年で最多の12人が試験中に不正行為を行ったことが話題となった。意外と経験者の多い「カンニング」だが、一度の過ちで、その後の人生を大きく変えてしまう可能性のある立派な不正行為。
カンニングの技術を磨くのではなく、日々しっかりと机に向かいコツコツと勉強をしていくことが成績アップに繋がる一番の近道といえる。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名