「キスさせて」「下着くれ」 女性の政治進出を阻む「支援者によるハラスメント」の実態

塩村あやか前都議や三宅雪子元衆院議員も被害を受けたという「支援者・有権者によるセクハラ」が横行しているという。

2018/12/16 17:30


 

■「下着をくれ」とメール

次に語るのは、元衆院議員の三宅雪子氏だ。

「『下着をくれないか?』といわれたり、メールされることはけっこうありますよ。あと、支援者が執拗にからんでくる。メールを送ってきて、たいした内容なので返信しないと『なぜ返さないのだ』と怒られることもあります。


私はTwitterはじめFacebookをやっていますが、私がその日何をしていたか、チェックして公表している人がいます。ここまで来るとストーカーですよね」


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■『恋のから騒ぎ』出身区議が受けたセクハラ

『恋のから騒ぎ』(日本テレビ)第13期メンバーの倉田れいか練馬区議も、苦言を呈した。

「セクハラについてですが、これまでに3期12年、3回の選挙を経験してきた中での経験談でありますが、街頭演説での付きまとい、20代のころはナンパのようなものもありました。


会合では、結婚し子供をつくったら、『そういうことしなきゃ、子供はできないよね〜』と、下ネタ交じりでからかわれたこともあります。産後、母乳のため胸が大きくなったねと言われたこともあります。


会合でのカラオケによって肩を組むだけでなく、胸の横に手をまわされたこともありました。ハラスメントにあわないためにも、服装にも注意しています。


日頃の活動で動きやすさ重視でパンツスタイルが多いのですが、たまにスカートを履く。そうすると珍奇の目で見られますね。私自身としてはセクハラと感じませんが、こういったこともセクハラに該当するようですので、参考までにお伝えします。


基本的に思い悩むほどではなく、多少のことは聞き流しているのが現状です。言いやすい人には冗談交じりで、『それはセクハラになるので世間では言わないほうがいいですよ』と伝えたりしています」

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■SNSによって美人議員がアイドル化
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