セカオワSaori、パスポートの名義変更手数料に違和感 外務省の見解は…
SEKAI NO OWARIのSaoriのツイートが話題になっている。
「SEKAI NO OWARI」のピアノ担当・Saoriがした、「パスポートの名義変更料に違和感を抱いた」というツイートが話題を呼んだ。そのツイートで言及されていた「違和感」の答えを求めて、しらべぇ取材班は外務省を直撃した。
■パスポートの名義変更手数料に違和感
話題となっているは、Saoriの16日のツイート。
結婚したので名字が変わった。30年以上慣れ親しんだ名字だったから出来れば変えたくなかったけれど、日本では夫婦別姓は認められていない。男側の名字にする人は九割以上だ。
仕方なくパスポートの名前を変更したら「名義変更の手数料は6千円です」と言われた。違和感。。
— Saori(SEKAINOOWARI) (@saori_skow) July 15, 2019
日本では夫婦別姓は認められていないため、仕方なくパスポートの名前を変更したSaori。「名義変更の手数料で6千円を支払う必要があったことに違和感を感じた」という内容だが、このツイートには多数の共感コメントが寄せられることに。
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■国際的なシステム上の問題
まず、外務省旅券課の担当者に今回のツイートを実際に確認してもらった上で、取材を行った。
パスポートには数々の偽変造防止が組み込まれており、2015年以降は、氏名や住所などは機械で読み取るため、二重線での訂正ができないそう。ここを変えると国際的に見ても「偽変造」として怪しまれると話す。
そして、パスポートは「国際民間航空機関」でスタンダードが決められているという。日本を含めた締約国がそこに参加して議論し、日本では名義変更は記載事項変更として実施。一方で、旧姓と現姓を併記している国もあるが、日本では行っていないそう。