メンタリストDaiGo、“京アニ実名報道ブチ切れ動画”でテレビ局から連絡

京都アニメーション放火殺人事件の被害者の実名が報道されたことに激怒したメンタリストのDaiGo。「二度とテレビに出られなくていい」と語った彼だが、TBSから連絡が…。

社会

2019/08/30 12:30

DaiGo

京都アニメーション第1スタジオ放火殺人事件の犠牲者25人の実名が、マスコミ数社の要望を受ける形で京都府警によって公開。被害者遺族の同意が得られないままマスコミによって報道強行され、大きな議論になっている。

そんな中、メンタリストのDaiGoが自身のYouTubeチャンネルでマスコミを痛烈批判する動画をアップ。「もうテレビに出られなくなってもいい」と宣言していた彼だが、あるテレビ番組から早速出演依頼があったことを明かした。


 

■ブチ切れ動画が話題に

遺族に配慮し、1ヶ月にわたって全犠牲者35人のうち10人のみ実名公表するという、異例の対応を京都府警が取っていた今回の事件。

京アニ側が府警に対し実名報道しないことを強く要請していたが、マスコミの要請を受け入れる形で実名公開することに。25人のうち、20人の遺族から同意が得られていなかったものの、「事件の重大性、公益性から実名を提供すべき」という判断となった。そして、実名をNHKや民放各社がすかさず報道。

これを受け、DaiGoは27日にライブ配信。今後、遺族がさまざまな後悔を抱えて生きていかなければならぬなか、それをほじくり返すかのような今回の報道を「本当に許せない」と厳しく批判し、「二度とテレビに出られなくなってもいい」「はっきり言います。NHKには出ません」と怒りをあらわにした。

今のようにお金のなかった大学生時代に、母親をガンで亡くしたことを後悔していることも、今回の怒りに影響しているようだ。


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■『サンジャポ』から出演依頼

その後、29日に更新した動画で「テレビ局から連絡きたんですよ」と、DaiGoは明かす。

連絡元はTBSで、これまで何度も出演している『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』を抱える局なだけに「『モニタリング』に出ないでください」という話かと思いきや、実際は『サンデー・ジャポン』(TBS系)からの出演依頼。今回の発言について語ってほしいというものだったそう。

残念ながら同番組が生放送中の日曜午前、DaiGoは東京にいないそうで出演はかなわないようだったが、「テレビにもいい人いるんですね」「あの一件に関して、僕はマスコミ側に正当性がないと思っているんで、勇気ある行動だな」と思ったことを明かした。


■実名報道と実名公表は違う?

今回の実名報道に、怒りをあらわにしたのはDaiGoだけではない。たとえばアニメユーチューバーとして人気急上昇中のたぐぢエンターテイメントもそのひとりだ。

既報のとおり、実名報道に否定的だったDaiGoと違い、長年京アニのファンである彼は、アニメーターたちの生死が気がかりだったため「実名公表」自体は待っていたことを告白。

しかし、それはあくまで京アニ側から、遺族の同意が得られた場合のみであり、「お前らからじゃないんだよ」と、マスコミが報道を強行したことには明確に反対の意思を示していた。

事件被害者のプライバシーは、どこまで保護されるべきなのか。今回の出来事を通じ、アニメファンだけでなく多くの人が考えていくべきではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・宝田洸太


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