ココイチ売上絶好調の秘策が話題 「希望しても独立できるのは1割以下」

CoCo壱番屋売上絶好調の理由を探ってみると、今一番大切なことに行き着いた…

2019/12/28 11:30


 

■独自の独立システムを構築

CoCo壱番屋
(画像提供:CoCo壱番屋)

独立希望の場合、社員として入社後、直営店かFC店で経営ノウハウや接客などについての修行を積む。早い人で、2年、10~15年修行を続けて独立する人も普通にいるという。

これだけの年数を修行しても、晴れて独立できるのは希望者全体の1割以下。経営に適した人物かどうかをさまざまな指標に照らして、判断している。独立後は、1店舗を運営するオーナーや30店舗を経営しているオーナもいるそうだ。

担当者は、「コンビニさんのように、お金を出せば独立できる仕組みにしていない。また、FCとして独立してから、ロイヤリティを頂くこともない」と話す。カレーソースや備品などを本部から購入するシステムになっている。

「人を育てる」ことも非常に大事にしており、独立希望者は、ひたむきに目標を持って頑張っているとのこと。これも店舗の質が崩れない要因だという。


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■納豆は特に根強い人気

メニューのトッピングは、40品目。納豆は特に根強い人気だという。各店舗からメニュー案を出すこともでき、それを本部が審査して、正式にメニュー化するかどうかを決めている。

日々、店舗に備え付けのお客様アンケートを本部担当者が吟味して、それをお店にフィードバック。お客様の要望をもとに、メニュー開発を行っている。

CoCo壱番屋の前身は、喫茶店。QSC(クオリティ・サービス・クリンネス)と接客を大事にするDNAを受け継いでおり、現在は47都道府県に、11月末現在1262店舗を有する。

最後に担当者は、「CoCo壱番屋は非常に風通しが良い会社です」と語った。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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