ドラマ『来世ちゃん』は令和を象徴するストーリー？　「誰も否定しない」

いつまちゃん：桃江が本命になれない感じなんですけど、内田さんはこれだけ綺麗だったら絶対に本命になるよな、Aくんもこういう子を絶対に本命にするよなって思ってたんですけど、ドラマを観てみたら見事に隙があるんです。

こんなに綺麗なのに、田舎から上京してきてちょっと落ち着いて、「俺でもちょっと迫ったらいけるんじゃないかな？」と思わせるような隙がありまして。

声もかわいいし、下品にならないようにと考えてやってくださったのが見事に出ていて、本当にかわいらしい女の子が努力の方向を間違えてる感じで再現してくださいました！　素晴らしい女優さんです。

内田：隣でこんなに褒めてもらえてすごく嬉しいです！　いつまちゃん先生が現場に遊びにきてくださったり、ツイッターでつぶやいてくださったり、キャストのみんなもすごく嬉しいんです。

原作者の先生だから実写化への不安もあるだろうと思ってドキドキしてたんですけど、いち個人として役者を応援してくださって、「なんていい人なんだろう！」ってみんなで話してました。

祖父江：桃ちゃんのキャラクターについて真剣に考えて悩んで、終わるたびに一緒に反省会をしました。桃ちゃんがみんなに愛されるようにと、誰よりも考えてくれてたのが内田さんでした。

内田：最初は試行錯誤だった気がします。当たり前なんですけど、私はできることを頑張ろうと思ってやっていたので。撮影が終わったときに、祖父江さんに「理想的な桃ちゃんをありがとうございます」と言っていただいたのはすごく自信につながりました。

いつまちゃん：私は出来あがったものしか観てないですけど、悩まれたことは全部正解への道だったんだなと思います。