電車に乗った女性にスーツ姿の中年男性が… 「常軌を逸した行為」に恐怖
『Yahoo！知恵袋』電車に乗った投稿者の女性に、中年男性からの思わぬ行動が…。弁護士・齋藤健博先生は「新型痴漢」と指摘する。
■弁護士・齋藤健博先生の見解は…
投稿者の心に深い傷を負わせた男性の行動だが、はたして法的に問題があるのだろうか。しらベぇ編集部は今回の事案について、弁護士・齋藤健博先生に話を聞いてみた。齋藤先生によれば、男性の行為は「迷惑防止条例違反行為になる可能性が高い」とのこと。
この手の痴漢行為は「新型痴漢」と話題になっているよう。「息を吹きかける行為や、手の甲に意図的に触れる行為、iPhoneの『AirDrop』を用いてわいせつな画像を送信してくる行為」などあからさまな行為だけでなく、女性に接近していく行為は熾烈化しているという。
関連記事：小島瑠璃子、電車で痴漢男性に遭遇 降り際の行動に「悔しかった」
■証拠を集めることが大切
また、対策方法については「証拠をできる限り残し、その場で現認した場合にはすぐに駅員に相談するなど自衛策を取ること」だという。
その場で痴漢行為に苦しんでいる当事者にとっては厳しい問題かもしれないが、後々のために可能な範囲で証拠を掴むことが大切なようだ。
痴漢はとても卑劣な行為であり、決して許されるものではない。被害者が一人でも少なくなることを切に願いたい。
・合わせて読みたい→JRによる痴漢防止対策の実証実験が話題 「車内通報は抑止力にも」
（文／しらべぇ編集部・二宮 新一 取材協力／齋藤健博弁護士）
