神奈川県最古の神社でネギの被り物が話題 宮司は「神社にも革新が必要」

かぶりもので話題の神奈川県最古の神社。そのかぶりものにかける想いとは…

2020/06/26 10:40

禰宜
(写真提供:有鹿神社)

歴史書によると、その発祥が天智天皇3年(664年)ごろと言われている、神奈川県最古の神社。その神社のかぶりものが、SNS上で話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、宮司などから詳しく話を聞いた。



 

■戦乱で2度消失の悲劇

神奈川県海老名市にある有鹿(あるか)神社は、歴史ある神社だが、室町時代には、2度戦乱に巻き込まれて、燃えてしまう悲劇にも見舞われた。しかし、見事に復活を遂げたことで、今がある。


その神社の「芽の輪くぐり」が、今話題になっている。神社では通常半年ごとに、けがれをはらう意味で行われているそうだ。


関連記事:1300年の歴史誇る神社で見かけた「新たな参拝スタイル」に衝撃

 

■神社の敷居を低くしたいという想いが

なぜネギをかぶっているかというと、この人の役職が禰宜(ねぎ)だから。禰宜は、神社では一般的に宮司の次の役職となっている。この神社の禰宜は、宮司の娘さんが務めている。

「神社というと、どうしても敷居が高いイメージを持たれてしまう。優しい雰囲気を醸すことによって、近所の子供たちにも馴染みあるものになってほしい」という想いから、このかぶりものを被って、実施しているそうだ。

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

次ページ
■神社には革新が必要
ネギ神奈川県海老名市新型コロナ禰宜パンダ宮司有鹿神社芽の輪くぐり革新
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング