西日本は牛肉、東日本は豚肉が主流な理由は歴史にあり チコちゃんが徹底解説

『チコちゃんに叱られる』で関東と関西の肉文化が異なる理由を解説。歴史と密接に関係していた。

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2020/08/01 07:15

チコちゃん

31日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「なんで西日本は牛肉で東日本は豚肉なの?」が話題となっている。

番組でも、肉といえば東日本では豚、西日本では牛と回答する人が多かったと紹介されていた。ではなぜそういった文化になったのかその理由をチコちゃんが解説してくれた。



 

■「西が公家、東が武士だったから」

気になるチコちゃんの回答は、「西が公家、東が武士だったから」という。過去の日本の文化が肉についても大きな影響を及ぼしているようだ。

今からおよそ1400年前、飛鳥時代から平安時代まで日本の中心は奈良や京都で、公家が中心となる社会でした。西日本では、農耕や公家の移動を手伝う動物として牛が重宝されていた。

しかし、東日本へと行く際にはアルプスの高い山、静岡県の大きな川が弊害となっており、移動は困難だった。さらに、当時の関東は富士山の火山灰が降り積も土地だったため、大量の牧草を必要とする牛は育成が難しかった。

平安時代の後期から鎌倉時代に変わった段階で政治の中心は京都から関東に移っていった。この時、移動手段として利用されていたのは馬だった。そうした経緯があり、鎌倉時代の書物には馬の産地は東日本、牛の産地は西日本が多かったと書かれているようだ。


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■仏教の影響で食肉禁止

当時の日本は、飛鳥時代に伝わった仏教の影響で動物食が禁止されていた。基本的に明治時代になるまでのおよそ1,200年の間は食肉文化すらなかった。

一応豚もいたが、農耕や移動手段の役に立たない豚は食肉禁止の時代では、用途がなかったという。

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