リンガーハットで激レアな「幻のつけ麺」を発見 その味と値段が想定外だった

長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」に期間限定のつけ麺メニューがあるという。調べたところ都内でも取扱は2軒だけというレアなメニューで…


 

■取り扱いは都心でも2店舗だけ!?

リンガーハット

後々わかったことだが、40軒以上ある都内主要エリア店舗のうち、現在でも提供しているのはこのお店と大門店(東京・港区)のたった2店舗だけで、大半のお店が7月末で取り扱いを終了していたという。2軒目でたどり着けたのはただの奇跡だったのだ。

五反田東口店に早速行ってみることにした。店外のポスターにはたしかに「とろーり濃厚鶏白湯スープつけめん550円」と記載がある。通常のちゃんぽんが590円だから、限定メニューにしてはだいぶ値付けがリーズナブルだ。

店内の券売機では、値段変わらず200g、300g、400gと麺の量を選べる仕様になっており、迷わず400gをチョイス。注文から5〜6分後、待望の「鶏白湯つけめん」が運ばれてきた。


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■要は味だぜ味!

リンガーハット

まずスープ。ちゃんぽんに入っている具材であるエビ、豚バラ、コーン、かまぼこなどが沈んでおり、ちゃんぽんより具材の量は少なめだが、スープも少なめなのでバランスは悪くない。

スープは確かに鶏白湯。濃厚というよりはあっさりした口当たりで、ゴクリと飲むと具材や出汁のコクを感じ、味付けは濃いめだ。

麺は平打ちの中太麺。若干縮れ麺になっており、スープによく絡む。ズズズとすすると、小麦の香りが鼻を抜け、コシもしっかりしていて噛みごたえがあった。ちゃんぽんや皿うどんでは体験できない味わいだった。

リンガーハット

薬味には柚子胡椒がつくが、つけめんスタイルのため麺に直接塗りつけて、スープに浸して食べる手法ができる。麺に塗ればそのまま香りと塩辛さをガツンと感じることができ、これは美味しい。同様に薬味のコショウも存在感がいつも以上に高い。


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■王道「ちゃんぽん」との違い

リンガーハット

麺をスープにつけてすすると、気がつくことがあった。ちゃんぽん(写真)でおなじみの野菜炒めのオイリー感が全くないのだ。このさっぱりした印象が、スープと麺の味をさらに際立たせている秘訣で、スッキリとした後味を生んでいる。

正直な印象としては、野菜たっぷりな同店のちゃんぽんを食べ慣れていると、どうしても具材の少なさを感じ「ちゃんぽんのジェネリック版」とも思えてしまう。しかし、麺の量が増やせること、さらには550円という低価格が武器で、酷暑の中、つけ麺のチョイスができることも何より貴重なのである。

リンガーハットに取り扱い期間などを改めて聞いたが「確かに商品の登場は今年の6月末からで、一部店舗のみの扱いです。7月末に終売した店舗も多くあり、現時点で扱っている都心部の店舗では2店舗だけ。期間限定商品なので、急に終了することもあります。逆にまたいつか復活するかもしれません」とさらに気になるコメントも。

ちゃんぽん専門店のつけめん、想像以上にアリな一品だった。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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