ハイボール1杯10円の肉寿司店がネット上で話題　平日のお得さがとにかくヤバい

酒飲みにとって、「味」と「値段」の両立は永遠の課題。格安の居酒屋でお手軽に酔うのも勿論最高だが、誰しも心のどこかで「安い価格で最高の酒と食事を楽しみたい…」と、叶わぬ幻想を抱いていないだろうか。

現在ネット上では、そんな酒飲みたちにとっての理想を体現した居酒屋が大いに注目を集めている。

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■1杯10円という無敵さ

その店の名前は「秋葉原 肉寿司」。JR・秋葉原駅の中央改札から徒歩わずか1分という好アクセスな環境で、牛や豚は勿論、馬に鴨にフォアグラといったあらゆる肉をネタにした肉寿司が楽しめる。

しかし同店の知名度を決定的なものにしたのは、やはりハイボールの価格だろう。こちらの店はテラス席を利用すれば、何度お代わりしてもハイボールが1杯10円というとんでもないサービスを実施している。

「最初の1杯だけ」などという生温いものではなく、1杯10円である。つまり10杯飲んでようやく100円になるという、破格のコストパフォーマンスを誇っているのだ。

9月末日ごろからツイッター上では「このコスパは神すぎる」「マジで無限に飲めるな」といった文章と共に、鮮やかな肉寿司とハイボールの写ったつぶやきが多数投下されていた。そこで今回記者は、居酒屋が比較的空いていそうな平日夕方前に同店を直撃することに。

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■実際に行ってみると…

「テラス席」と聞いて屋外の空間を想像する人も多いと思うが、こちらの店舗のテラス席はお洒落なビルの中に。そのため雨風などを気にすることなく、全力で飲み食いに集中することができるのだ。

まずは今回の目的であるハイボールと、定番メニューの1つであるという「馬三種盛り」、もう名前からして絶対にウマい「和牛塩カルビ」を注文。

ハイボールは10円とは思えないほどしっかりしており、ウィスキー本来の味わいが楽しめた。本来ならば500円の値がつけられてもおかしくないクオリティである。

肉寿司もシャリと肉の旨味が完全に調和しており、ハイボールとの相性は抜群。1杯10円のため、飲み過ぎると出費が大きくなってしまう…というしがらみが最初から存在しないのも嬉しい。