伝統工芸品を使った感染対策が話題 「スーパーかわいい人形」の正体とは

かわいい人形による新型コロナ感染症対策が話題。この人形に込められた想いとは…

2020/10/20 10:40


 

■猿の赤ちゃんを意味する人形

「さるぼぼ」という名前は、飛騨の方言で「さる=猿、ぼぼ=赤ちゃん」を表し、猿の赤ちゃんを意味する。

猿は音読みで【エン】と読むため、「縁」とかけて「良縁」、「家庭円満」。また訓読みで【さる】と読むため、「去る」とかけて「病が去る」「災いが去る」というふたつの意味が込められている。


関連記事:『ゴゴスマ』石井亮次、徹底したコロナ対策に大久保佳代子も驚愕

 

■明るく前向きな感染対策のために

さるぼぼに顔がないのは、「映し鏡」の役割をしているからだという。持ち主が悲しいときには、寄り添い、楽しいときには、一緒に喜ぶという想いが込められているそうだ。

さるぼぼに書かれている「そしゃ感染対策やぞ!」とは、これも飛騨地方の方言で、「じゃあ感染対策しよう!」という意味だ。協同組合の中澤氏は、「明るく、前向きに感染対策ができるように、このかわいいさるぼぼをたくさん市内に設置したい」と意気込んでいる。

・合わせて読みたい→堀江貴文氏、自己流のコロナ対策語る 「感染症にはなりにくい行動様式」

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

岐阜県高山市新型コロナソーシャルディスタンス感染症対策さるぼぼ伝統工芸品飛騨芸術堂飛騨・世界生活文化センター
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング