『every』生放送中に地震　藤井貴彦アナウンサーの対応に反響相次ぐ

日本テレビの藤井貴彦アナウンサーが17日放送の『news every.』（同系）に出演。新型コロナウイルス、地震に関する話題での発言が反響を呼んでいる。

■過去最多の感染者数に呼びかけ

この日、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が822人になったことが報じられると、「数字を見てみますとね、やはり怖いなと思う方が多くなっていると思うんですけれども…」と切り出した藤井アナ。続けて「しっかりと感染対策をなさっている方まで笑顔をなくす必要はないと思います」と呼びかける。

さらに、「東京都では822人。それ以外の方の都民の皆さんは、『今日は陽性が確認されていない』と思って引き続き基本対策を徹底していただきたいと思います」とコメントした。

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■地震速報に的確に反応

藤井アナの呼びかけに、SNS上では「さすがいいこと言う」「一言が沁みる」「今日の言葉も素敵」といった声があがったが、この日は地震速報でのアナウンス能力の高さにも注目が集まった。

同日午後4時42分に茨城県で震度4の地震が発生した際、藤井アナは「VTRの途中ですが、東京新橋のスタジオが縦揺れを感じています。照明などを見ているとそこまで揺れている感じではないんですが、（天井にある）プレートが揺れているのがわかります。足元からズンッと縦揺れを感じる状況でした」とアナウンス。

その後、地震の詳細が明らかになるたび、素早く対応。流れる映像から地震の状況を実況し、その後午後4時50分になるまで約8分間、地震速報を伝えていた。