熊本県、独自の緊急事態宣言を18日から解除 新型コロナ被害を受けた飲食店の反応は

熊本県が緊急事態宣言を18日に解除 飲食店の反応は

2021/02/17 07:20


 

■来客数が戻る保証がない

また、協力金については小規模の店舗に限っては「かなり手厚いもの」とかなり助かっていたこともあり、宣言が解除されたとはいえワクチンなど感染を防げるものが一般的に普及しない限り、緊急事態宣言時よりも経営が難しくなることも不安視していた。

そのため、感染者数が減ったことによる緊急事態宣言解除については喜ばしい反面、これから来客数が戻るという確実な保証は無いため、現状は心配で仕方がないという。


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■GoToキャンペーン復活の目途もたたず

地元客だけでなく観光客も誘致できるGoToキャンペーンの再開は政府が議論をしているものの、まだ復活の目途はたっていない。

そんな中、島根県と鳥取県は両県で対象施設に泊まる場合に割引を行う施策を開始するなど、地方独自の観光支援を行っている。もし緊急事態宣言を解除しても飲食店やホテルの客足が戻らない場合、そういった新たな支援策が必要となるのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男

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