平成生まれには「意味不明」な看板に衝撃 昭和の香り漂う注意書きが話題に

散歩コースで見かけたという看板。そこには文字通り、令和の時代には「絶滅危惧種」と呼んで差し支えない注意書きが…。

2021/04/08 16:45


 

■発見時の様子に思わずホッコリ

ツイートを投稿したあおぞらかがくさんに話を聞いたところ、こちらの看板は静岡県浜松市の塗装屋で発見したものだそう。ちなみに、こちらの塗装屋付近の遊歩道はあおぞらかがくさんの高校時代の「通学路」であった。

ツイートの前日、久しぶりに塗装屋付近の遊歩道を通ったところ、40年前に見かけたものと同じ看板を発見し、思わず「うわぁ、まだあったんだ、懐かしいなぁ」「もうアンパンなんて、今の若い方々にはわからないだろうけど…」とエモい気分に浸りつつ、看板の写真を撮影。

その後、特に狙いがあってツイートを投稿したワケではないのだが、RT6,000件を超えるバズり具合を見せ、本人も驚いているという。


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■注意書きから感じる温かみ

こちらの写真を見た他のユーザーからは「いまだにこんな看板あるのか」「アンパンとか懐かしすぎるだろ」など過去を懐かしがる声のほか、「アンパンって何ですか…?」「全く意味が分からない…」といった疑問の声も多数寄せられており、時代の移り変わりを感じさせる。

あおぞらかがくさんは注意書きの字体にも注目しており「この看板は優等生だと思います」「全てひらがな・カタカタで書かれており、フォントは丸っぽく、とてもソフトですよね。赤と黒文字なのも、言いたいことが分かりやすいです」と分析。

「◯◯禁止」のような看板設置者の一方的な命令口調ではない点に関しても「訴えかけられる側の立場になって、分かりやすい言葉で書かれている」「設置者の優しさと工夫の表れと思っています」と自身の思いや感想を語ってくれた。

看板一つを見るだけでも、それを設置した人物の人柄や背景が透けて見えるという点が、なんとも興味深くはないだろうか。ちなみにツイートが投稿された直後の4月4日は「あんぱんの日」(もちろん食べるほうの!)に認定されているのも、面白い偶然である。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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