近畿大学が3密状態で対面授業を強行・学生が不安の声 教職員組合に実態を直撃

学生は「クラブのような密集状態だった」と告発。ほかの大学の感染対策も追った。

2021/04/11 12:45



 

■全熱交換器を設置

立教大学は対面授業に伴う感染対策として3.7億円規模の環境整備を実施。適正な室温を保ちつつ、厚生労働省が推奨する1人1時間あたり30立方メートルを確保するために全熱交換機「ロスナイ」を、換気設備のないほぼすべて(114部屋322台)に設置した。

立教大学
(写真提供:立教大学)

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■ミックス型授業に対応

また、基礎疾患などの理由で対面授業に参加できない学生がオンラインで参加するミックス型授業の増加に備え、ほぼすべての教室(約270部屋)に、カメラ付きスピーカーフォンやディスプレイなどのマルチメディア機器を整備し、機器などをサポートする人員も増やした。

立教大学
(写真提供:立教大学)

なお、萩生田光一文部科学大臣は、9日の閣議後会見で「十分な感染対策を講じた上で、対面授業とオンライン授業を効果的にハイブリッドで実施してもらいたい」と述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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