ドンキにひっそり置かれた自販機、よく見ると… 150倍に増殖した驚異のスペック判明

ドン・キホーテ店頭にひっそりと置かれている自販機。あまりに自然で見過ごしていたが、じつは物凄いクオリティが秘められており…。

「安さの殿堂」として名高いドン・キホーテでは、買い物はもちろん、店頭に設置されたPOPやゲーム機をチェックするだけでも十分楽しめるのが魅力。

それらに加え、ドンキ店舗には便利すぎる「自販機」が設置されているのをご存知だろうか。


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■これまでスルーしていたのだが…

じつは多くのドンキ店舗には、超本格的で細部までこだわれる「はんこ自販機」が設置されているのだ。

一部のユーザーの間では前々から話題に上がっていたのだが、店舗によっては非常に目立たない場所に設置しているケースも珍しくなく、中にはクレーンゲームの横で「え? 自分、ゲームコーナーの筐体っすよ?」とでも言いたげな佇まいをしている機体も。

そのため記者もこれまではスルーを決め込んでいたのだが、ここ最近「はんこ作りにドンキ行ってくる」「急ぎではんこが欲しくなったとき、頼れるのはやはりドンキ」といった再評価の声をツイッター上で多数見かけたこともあり、件の自販機に関する調査を実施することに。


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■圧倒的なこだわり要素

日本では細かい部分のこだわりに「粋」を感じる美学が脈々と受け継がれており、はんこ一つとってもこだわりポイントは無数に存在する。

ドンキに設置された自販機はこれらのこだわりを余すことなくサポートしており、印影の文字の太さを自由に調節できるのは序の口。書体に関しても「認印」「銀行届印」「実印」が選択可能で、ハンコ本体の素材も「コハク樹脂」「白芯」「黒芯」などから好きに選ぶことができるうえ、イラストと文字を組み合わせる…といったからめ手にも長けているのだ。

「豊富なオプションを使用して、君だけのオリジナルはんこを手に入れろ!」という少年漫画のようなキャッチコピーはたった今記者が3秒ほどで考えたものだが、まさに同自販機を体現したフレーズと言えるはず。

今回はこちらの自販機に関し、ドンキを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)を直撃。便利かつ、ドンキらしい遊び心にあふれた自販機の魅力が明らかになった。

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■たった「2台」の自販機が現在では…

はんこ自販機の「歴史」についてPPIH広報に尋ねてみたところ、最初に設置されたのは2016年11月14日とのことで、該当店舗は「MEGAドン・キホーテ」の八千代16号バイパス店(千葉)、三郷店(埼玉)の2店と判明。設置店舗はその後着々と増え続け、現在では全国300以上の店舗で目にすることができる。

設置および展開の経緯については「ドン・キホーテらしさを念頭に、想定顧客に対するワクワク感や新鮮さを与えられるモノ、顧客満足を担う隠れたニーズの発掘に繋げられるモノを常に探しております」「そういった動きの中で出会い、国内のみならずインバウンド需要の取り込みも兼ねて設置しております」とコメントしてくれた。


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■尋常でないスピード製作がウリ

前述の通り、細かい部分までこだわったはんこを作れるのが魅力の自販機だが、同機のウリについて質問してみると、こちらのカスタマイズ要素に加えて製作までにかかる「時間」が話題に。

「料金投入後、10分程度ではんこ製作が可能となっております」とのことで、いま現在、どのフェーズに達しているのかを確認しながら製作を進められるのも嬉しいポイントだ。

また、ドンキは遅い時間帯まで営業している店舗も多いため「緊急ではんこが必要になった…」というユーザーにとっては、「最後の砦」的な頼もしさすら感じられるはず。

ドンキには他にも個性豊かな自販機を設置している店舗が存在するため、初めての店舗を訪れる際は、自販機のラインナップをしっかりチェックしておこう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ