気象庁が関東甲信地方の梅雨入りを発表 予想の難しさを気象予報士が解説

気象庁は東海地方から約1ヶ月遅れで関東甲信地方の梅雨入りを発表。気象予報士が明かす予想の難しさとは…。

2021/06/14 11:45


 

■梅雨入りを予想する気象予報士のボヤキ

気象予報士は本来お天気を予想する仕事なので、「梅雨のような天候が続くかどうか」を予想するべきと思っています。

しかしテレビで働く予報士としては、お上の発表することや一般の方が興味を持っていることにも気を配っていかなければなりませんので、その間でバランスを取って、私は「気象庁がいつ梅雨入りを発表するのか」という予想をお伝えするようにしました。


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■「カビの雨」で黴雨との説も

さて、梅雨という言葉は、中国の長江流域で梅の実が熟す頃に降る雨なので「梅雨」といったとする説や、じめじめとしてカビ(黴)が生えやすいので「黴雨(ばいう)」といった、という説がありますが、まさに「じめじめとしてカビが生えやすい季節」が到来しつつあります。

まだ冬服・冬布団が出しっぱなしの方(あ、それ私だ)、衣替えや仕舞う作業をするなら、晴れた日がいいですよ。今週ならまだ雨の降らない日もありそうなので、天気予報をこまめにチェックして、晴れ間を狙って片づけておきましょう。

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(取材・文/気象予報士・千種ゆり子

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