レジ袋有料化から1年 コンビニ店員が「困っていること」に共感する…

コンビニのレジ袋が「有料」になったことで困ったことは…? 店員も客も葛藤する、あの微妙な問題。

2021/06/29 05:30


 

■「弁当温め」はとくに気をつかう

コンビニエンスストアで働く20代女性・Bさんは、「必ずお客さんに確認するようにしていますが、お弁当を温めた場合は困ることが多いです。温めたものと分けてほしいからと、もう1枚袋を追加で購入する人は少ないですし、『一緒に入れて大丈夫』と言われても、やはり気をつかいます」と話す。

そうした場合、Bさんは「惣菜などを入れる、持ち手のない小さいビニール袋は無料なので、お客さんにうかがったうえで、例えばアイスクリームなどは可能な限り分けるなどしています」という。

確かに、客側としても持ち歩き時間が短ければ、たかが3円とはいえ「全て一緒の袋にまとめて大丈夫です」と言ってしまいそうだ…。


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■有料化されて「良かったこと」も

その一方で、レジ袋が有料化され、エコバッグを持参する客が増えたことによる大きなメリットも。

Bさんは、「エコバッグの場合は基本的に商品をお客さんに詰めてもらうことになるので、その分の負担は大きく軽減されたと思います」。

「また、常に気をつけているつもりでも、商品を袋に入れる順番や詰め方をお客さんから指摘されることも多々あったので、そのプレッシャーというのも、いくらか軽くなったかもしれません」と話していた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

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