全農イチオシ「簡単なめたけ炊き込みごはん」　夏バテ回復に効果的な訳とは

■きのこ栽培歴60年

圧倒的日本一である訳について、JA中野市の担当者は「きのこ栽培歴約60年の伝統、またノウハウを着々と積み上げたたまもの」と話す。市内の生産者が仲間でありつつ、ライバルとして切磋琢磨しあっているという。

ほかの地域では、えのきたけを鍋のお供に使っている場所が多い。そのため、鍋の需要が高まる冬に値段があがるという。一方で夏は安くなるため、担当者は「えのきたけをそのまま入れたごはんがオススメ」と話す。地元では「えのきたけの天ぷら」も一般的だそうだ。

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■ダイエット効果も期待

えのきたけは、カロリーがほとんどなく、糖質もかなり低い食材のため、ダイエット効果が期待できる。一方で、ビタミンやミネラルなどの栄養成分は、きのこ類の中でも特に豊富。例えばビタミンB1の含有量は、きのこの中でもトップクラス。

また、カリウム・亜鉛・鉄といったミネラルの含有量は、しいたけ以上に多いという。ビタミンB1には疲労回復の効能があるといわれており、ごはんと一緒に食べることで疲労回復効果がアップするそうだ。最後に、担当者は「もっともっと注目されていい食材だと思う」と述べた。

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（取材・文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）